2017.09.06 Wed 更新

すべて個室で完結!?陣痛から分娩まで同室のLDR出産とは?

妊娠が分かり、出産について調べる内にLDR出産という言葉を聞いたことはありませんか?通常の出産だと、陣痛室と分娩室は別の部屋ですが、LDR出産だと陣痛から分娩、回復までずっと同じ部屋で過ごすことができるというものです。今回はLDR出産のメリットやデメリットをご紹介します。

LDR出産のデメリット

また、出産後で疲労困憊の状態の時にそのままゆっくりできるというのも大きなメリットですし、普通の分娩室なら立ち会い出産はパパしか入れませんが、LDRなら上のお子さんなど家族も一緒に過ごせるところもあります。

LDR出産にはどのようなメリットがあるのでしょうか。最大のメリットといっても過言ではないのが、移動がなく個室だということだと思います。
病院によっては陣痛部屋が二人部屋のところもあり、苦しい時に同室の方を気にして思うように叫べないのはママにとってはなかなかの負担になります。

LDR出産のメリット

そもそもLDRとは、Labor(陣痛)、Delivery(分娩)、Recovery(回復)の頭文字をとった名称で、普通の病室のようにテレビや冷蔵庫、ソファなどリラックスできる空間を意識して作られている病室も多く、辛く長い陣痛の時間から、いざ出産の段階までも最初から最後まで同じ部屋で行うことができます。
いざ出産という時に部屋を移る必要がないので精神的にも肉体的にもスムーズで楽だという声も多く聞きます。

LDR出産とは?

事前のリサーチが大事

病院によってLDRの部屋が高級ホテル風だったり、和室で用意されているところだったりと様々な上、LDRの料金は一律でいくらというわけではなく、病院によって値段が違うので事前に確かめるようにしておきましょう。

また、何が起こるか分からないのが出産ですので、万が一の時には分娩室に移動することもありますし、もともとLDR出産は通常の出産と比べると費用が高いことも覚えておきましょう。
当然ながら、帝王切開の場合は手術室での出産となるため、LDRは使用できません。ママと赤ちゃんの状況によっては、希望していてもLDRを使えない場合もありますので、医師の判断に従いましょう。

LDR出産は良いことだらけのように思えるかもしれませんが、デメリットも存在します。
まず、LDRに対応している病院が全国的にもそれほど多くないことがあげられます。
せっかくLDR出産を希望していても、近くにLDR出産できる病院がなかったり、あった場合でも同時期に複数の出産が重なっていて予約が埋まっている場合も考えられます。

LDR出産を希望する場合、妊娠が分かった時点で早めにしっかりリサーチするようにしましょう。
自宅で、もしくは里帰りで出産するかによって、その地域にLDR対応の病院があるとは限りませんし、部屋のタイプや費用、上の子どもと一緒に過ごせるかどうかなど、気になる点は事前に問い合わせておいた方が良いですよ。
調べた上でLDR出産を希望する場合は、早めの予約を忘れずに。

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