逆子対策の王道、逆子体操
赤ちゃんの背骨がどちらの向きにいるかはエコーで確認できるので、どちら向きに寝るかは医師から指導してもらってください。
横向きの寝方をしたからと言って、すぐに赤ちゃんが動くかどうかもわかりません。
実際に逆子が改善されたのかを確かめることはできませんので、それほど神経質にならず体の負担がない程度に続けることが大切です。
お腹の中で赤ちゃんが丸まって頭の重さでくるんとでんぐり返しをする様子を思い浮かべてくださいね。
ママは赤ちゃんの背中側(背骨)が上になるように横になります。
赤ちゃんの背骨がママの右側にあるときは、「左側を下」にして横になってください。
赤ちゃんの背骨がママの左側にあるときは、「右側を下」にして横になってください。
赤ちゃんの向きに合わせてママが横向きに寝る治し方です。
すぐに治る!という訳ではありませんが、少しずつ治っていきます。
体操に比べて効果は弱いですが、安全な方法です。
右向きで寝るか、左向きで寝るかは赤ちゃんの向きによって変わります。
寝方を変えるだけで逆子が良くなる?
どうにか赤ちゃんの向きを出産までに変えれないかしら?
「逆子」と診断されたら、ママさんはこう悩みます。
今回は「逆子対策まとめ」をご紹介します。
妊娠36週まで逆子の場合は帝王切開での出産を勧められてしまいます。
帝王切開は産後辛いと聞きますから、できるだけ自然分娩で産みたいという人も多いでしょう。
そんな方のために逆子対策についてまとめました。
あまり知られていない外回転術
病院によっては、逆子体操を勧めている病院と、そうでない病院がありますので、よく自分の体調、体の構造などを担当の先生と相談して、逆子体操を行うかどうか決めましょう。
担当の先生があなたの症状をみて、リスクを考慮した上で許可が出たなら、実践してみましょう。
しかし、逆子体操にはリスクも伴います。
一般的に言われているリスクとしては、早産のきっかけになる、赤ちゃんの体にへその緒が巻き付く、体操はお腹に負担がかかるので、お腹が張るというものです。
ですので、張りや痛みを感じたらすぐに止めましょう。切迫早産の人は控えるようにしましょう。
逆子体操とは、床にひじと膝をつけ腰を高くする姿勢や、この反対で仰向けで腰にクッションなどをはさんで高くする姿勢をとり、逆子を治す方法です。
お灸を始めると血流がよくなり、赤ちゃんの動きも活発になって、逆子が治りやすくなります。
ドライヤーでツボを温めるだけでも効果がでるんです!
火傷しない程度に試してみてくださいね。
ツボ押し、お灸
熟練した人が正しく行えば、成功率は極めて高いそうです。
ですが、行われている産院が限られていて、最近では行われないことも多いようです。
どうしても受けたい場合は、主治医に相談するか、治療している施設を探しましょう。
外回転術(がいかいてんじゅつ)とは医師や助産師さんが、ママのお腹の上から赤ちゃんを回転させて、逆子を治す方法です。
36週前後に、胎盤の異常がないこと、切迫早産でないことなどの条件が整えば、実行できますが、熟練した技術が必要です。
28週目くらいまでが逆子が治る確率が高く、それ以降は徐々に少なくなるようです。
体を温める際、お腹と下半身を温めるように意識してください。
温かいお風呂に浸かったり、適度な運動をしたり、食事で体を温めたりしてください。
温かいスープや味噌汁等も摂取してくださいね
ママの体が冷えていると赤ちゃんの動きも鈍くなってしまいます。
そうすると、逆子が治りにくくなってしまいます。
冷えは敵!体を温める
医師から体を動かすことを禁止されていなければ、軽く運動をしましょう。
軽い運動による子宮や羊水の動きをつくることは逆子を治すのに効果があるといいます。
じっと家の中に閉じこもっていたらストレスもたまっちゃいますよね。
おうちの近くを歩いてみましょう!
適度に運動!ウォーキング
夏は熱中症に注意して、ショッピングがてらお店の中をてくてくするだけでも大丈夫です。
その際は冷房に注意してくださいね。冷えは妊娠ママの大敵です。
パパにお腹の下の方から「頭はこっちだよ~」と声をかけてもらうのもとても良い方法です。
逆子を治すのと同時に、パパも一緒に赤ちゃんを育てるのだという自覚が芽生えるんだとか…。
お腹の中にいる赤ちゃんはママの声をいつも聞いてます。
「戻ってね」「頭は下だよ」と気持ちを込めて語りかけていれば、いつの間にか逆子が治っていたというママが大勢います。
治ったら「お利口さんだね」「ありがとう」とたくさん褒めてあげましょう。
声かけ
医師がきちんと判断することで安全な方法で出産に臨むことができます。
あまり神経質にならず、安心して過ごしてくださいね。
妊娠ママの半分以上の赤ちゃんはお腹の中で逆子の状態になっています。
そのため、逆子になっているからといって焦ったり、心配しすぎる必要はありません。