初産の時に、なかなか子宮口が開かなくて長時間苦しんだママさんも多くいると思います。
一般的に、2人目の出産は、1人目と比べて子宮口や産道の開きが早いと言われていて、分娩時間も短くなったというママはたくさんいます。
そのため、病院側でも初産の妊婦さんには陣痛間隔が10分になったら連絡するように言われますが、経産婦の場合は15分間隔で連絡するように言われる所が多いようです。
これは陣痛の間隔が短くなるスピードが速いためだそうです。
2人目の出産時
妊娠初期に多くの妊婦さんが体験するのがつわりですよね。
1人目の時に辛い思いをしたママも多いと思います。
2人目の時もまた同じ思いをするのかと憂鬱な気分になっているかもしれません。
しかし、「1人目の時はつわりが酷かったけど、2人目の時はそうでもなかった」というママや、「2人目の時は吐きづわりだった、1人目は食べづわりだったのに」というように、同じつわりでも症状や重さが違うパターンが多いようです。
経産婦のつわり
2人目の妊娠が分かって嬉しい反面、ママとしては1人目との違いが気になるのではないでしょうか。
1度経験しているからこそ、その大変さも分かっているはずです。
2人目、3人目などの妊婦さんは経産婦と言われ、出産時の病院での対応も違ってきます。
1人目と2人目の違いは?
初産との大きな違いは、やはり上の子がいるということになるでしょう。
上の子のいる二人目の妊娠期間は実に大変です。
妊娠中体調が優れなくても、上の子の面倒を見なくてはいけません。
体を安静にすることが大切なので、家事など手を抜けるところは人に任せるか、いっそのこと手抜きしたり放置して、自分の体を優先しましょう。
上の子の対応
出産後、子宮が元の状態に戻る時に感じる痛みを後陣痛と呼びますが、経産婦になるとこの痛みを強く感じるママが増えるといわれています。
また、後陣痛は2人目の出産に限らず、出産を繰り返す度に痛みが増すともいわれています。
辛いと感じる方も少なくありませんが、子宮の回復を促すための大切なものですので我慢するしか方法はありません。
もちろん個人差があるので、経産婦でも痛みが少ないというママもいますよ。
後陣痛
もしくは、保育所を利用できる制度がありますので、活用してみましょう。
自治体により保育してもらえる期間は若干ですが異なります。
事前に申請が必要となってきますので、まずは各自治体の幼児保育課のホームページや窓口に相談してみましょう。
地域によっては、住まいの近くの保育所に空きがない事も考えられますので、できるだけ早めに一度相談しておくことが大切です。
お腹が大きくなってくると、いよいよ出産の時期が近付いてきますが、2人目の出産は、以前の出産と同じようにゆっくり構えていてはいられません。
妊娠中は何とかお母さんが上の子のお世話をしたとしても、出産のため入院する期間に関しては、誰かの手助けを借りる必要があります。
パパが仕事を休むのが一番ですが、難しい場合は、やはりお母さんやお父さんのご両親等に相談してみる必要があります。