2016.05.23 Mon 更新

粉ミルクと母乳の違いって?赤ちゃんは母乳で育てるべき!その理由は?

母乳育児が理想的だと言いますが、人工乳とどういう違いがあるのでしょうか。また、お母さんによっては、母乳で育てたくても母乳が出にくかったり、個々の状況によって人工乳で育てるお母さんさんもたくさんいます。母乳と人工乳のメリット・デメリットをまとめてみたので、参考にしてライフワークにあった選択をされてくださいね。

○赤ちゃんの顎が発達する
母乳を飲むためには、顎や舌などをたくさん使います。このおっぱいを吸うことで、顎の発達を促進し、脳の刺激になり、全体的な発育に良い影響を与えます。顎の発達は、咀嚼力の発達・正しい歯並びを作る基礎などになります。

メリット

母乳には赤ちゃんにとって必要な栄養がすべて含まれています。赤ちゃんの消化機能の働きは未熟ですが、母乳に含まれる栄養分は、未熟な消化機能でも充分に消化吸収ができるようになっています。
出産後2〜3日の間に出る母乳は「初乳」と呼ばれ、この初乳には、外界から侵入する菌やウイルスなどから守る免疫物質がたくさん含まれています。赤ちゃんの消化管を促し、初めての予防接種と同様な抗感染作用を促進させます。初乳には腸の働きを促進し、胎便の排泄を促し、消化管からビリルビンを排出することによって病的な新生児黄疸を防いでくれます。

母乳の成分

赤ちゃんが生まれたら、母乳育児が理想的だとは言いますが、ミルクとの違いは何でしょうか。成分・メリット、デメリットについてまとめてみたので、ご紹介していきます。

デメリット

○お母さんにも良い効果が
お母さんにとっても、乳がんになりにくい、マタニティーブルーになりにくい、無理なく体重を落とせるなどの嬉しい効果があります。

○お母さんと赤ちゃんの絆を深める
母乳を飲む間、赤ちゃんはお母さんに包まれながらおっぱいを吸うことで、お母さんへの絶対的な信頼を培っていきます。お母さんは赤ちゃんへの母親としての自覚をより確かなものにしていきます。

○免疫力がつく
免疫物質を豊富に含んでいるため、新生児の免疫機能を活性化させ、病気に対する抵抗力を高めてくれます。

粉ミルクは、牛乳が主原料のものと、アレルギーの赤ちゃんのための大豆などを原料としたものがあります。日本で売られている育児用ミルクの成分は健康増進法(特別用途食品:乳児用調製粉乳)に定められた基準に沿っており、乳児が健康に発育するための必須栄養成分の含量に関しては、メーカーの間に大きな違いはありません。たんぱく質、脂肪、炭水化物、ミネラル、ビタミン類と、十分に栄養を補給することができます。

ミルクの成分

母乳はダイオキシンやPCB、環境ホルモンなどの有害物質によって汚染されている可能性があります。これらの物質がどのように赤ちゃんに影響するのかは、まだ解明されていません。お母さんが成人T細胞、白血病(ATL)や後天性免疫不全症候群(エイズ)に感染していた場合、母乳を介して赤ちゃんに感染してしまいます。母乳にはビタミンKが少なく、新生児メレナにかかりやすいという危険もあります。また、母乳育児をするお母さんにとっては、薬やお酒を飲めない、食事に気を使う、などといった難点が生じます。

メリット

○人に預けやすい
人工乳であれば誰でも飲ませることができるため、お母さんが病気の時や仕事の時などに、ご家族にお願いすることができます。

○薬が飲める、食事に気を使わずにすむ
母乳の場合は、薬の成分が母乳に移行してしまうために薬を飲むことができませんが、人工乳の場合は気にする必要はありません。食べ物も同じです。

○外出先での授乳が楽
母乳の場合、外出先での授乳ができる場所が限られてしまいますが、人工乳であれば場所を気にせず授乳することができます。

○乳房のトラブル予防
母乳育児だと、おっぱいにしこりができる乳腺炎などのトラブルが起こりがちで、辛い思いをする方がたくさんいます。人工乳であれば、乳房トラブルの心配はありません。

デメリット

○感染症の予防
人工乳育児は、母乳を介して母子感染する成人T細胞、白血病(ATL)や後天性免疫不全症候群(エイズ)などの感染予防になります。

育児用ミルクは、栄養面に関しては信頼できるのですが、母乳のような免疫物質が含まれていません。赤ちゃんが細菌やウイルスなどに侵される危険性が高まります。また、コストが高くつくといったことも不利な点と言えます。

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