2016.05.24 Tue 更新

新生児の病気の時ってどうすれば良いの?病院の為に必要なものや何科かの選び方

赤ちゃんが熱を出したり、風邪をひいたりすると焦ってしまいますよね。特に初めての子だとパニックになってしまうかもしれません。しかし、「早く病院に行かなきゃ!」となる前に一旦落ち着きましょう。病院でスムーズに診察してもらうには、準備をしておくことが大切です。病院に行くために必要なもの、必ず聞かれること、受診する科についてご紹介しますので、参考にされてくださいね。

生後28日未満の赤ちゃんを「新生児」と呼びます。生まれたばかりで体は小さく、ふにゃふにゃしており、目や耳も未熟なので弱々しく感じますが、実はママから引き継いだ抗体の力で守られています。無菌状態のお母さんのお腹から出て、菌やウイルスにさらされても元気なのは、しっかりと抵抗力が備わっているからなのです。ただし、お母さんが抗体を持っていないウイルスや菌に関しては、赤ちゃんも抗体を引き継いでいないので感染してしまう場合があります。お母さんの抗体は万能ではないのです。お母さんから引き継いだ抗体と、初乳に含まれる免疫グロブリンという物質から得られる抗体の効力がなくなってしまうのが、6か月を過ぎた頃と言われています。6か月を過ぎた頃からどうしても病気にかかることが多くなってしまいますが、病気をすることにより赤ちゃんに抵抗力が備わっていくので、「病気になるのは当たり前」くらいの、大きな気持ちで構えていて欲しいです。

新生児は病気にかかりにくい?

病院に持っていくもの

百日咳や結核は、お母さんからの免疫が移行しないため、新生児でもかかる可能性があります。また、RSウイルスやインフルエンザも感染頻度が高く、免疫がつかないので注意が必要です。水痘の免疫は生後1ヶ月程度で切れてしまうため、菌を持ち込まないように注意をしましょう。

お母さんの免疫が効かない病気

どこの病院に行っても、大抵は待ち時間が長く、キッズコーナーも子どもたちでいっぱいという可能性があるので、お気に入りの絵本やぬいぐるみ、音の出ないおもちゃなど簡単なものを持って行くと待ち時間も乗り切れると思います。

□症状を書いたメモ
□保険証、診察券
□母子健康手帳
□お金
□うんちやおしっこが気になる場合は、便や尿のついたオムツ
□お薬手帳
□授乳ケープやミルク
□オムツ
□絵本やぬいぐるみ、音の出ないおもちゃ

持ち物チェック

病院に行くと必ず問診に記入したり、待ち時間が長かったりするので、準備をしておきましょう。

お医者さんに聞いておきたいこと

□一番気になる症状は?
□いつから?
□他の症状は?
□赤ちゃんの機嫌はいつもと比べてどうか?
□食欲はあるか?
□便の状態に変化はないか?

問診チェック

赤ちゃんが急に熱を出したり、風邪をひいたりすると焦ってしまいますよね。しかし、病院に行く前に落ち着いて、しっかり準備しておくことで、診察をスムーズに進めることができますよ。赤ちゃんは当然、自分で「どこが悪い、いつから悪い」という説明をすることができません。いつも一緒に過ごしているお母さんが、しっかり説明できるよう準備をしておきましょう。

病院で必ず聞かれること

□家でどのように看病したら良いか
□注意しておくべき症状は
□次はいつ受診したら良いか

まずは、小児科を受診しましょう。専門医には小児科の先生の判断で紹介状を書いてくれるので、素人判断をせず、小児科に行ってください。
また、かかりつけの小児科医を探しておくと安心です。子どもが成長するまでずっと付き合っていく病院なので、ある程度下調べをして、近所で探しておきましょう。

病院は何かを受診したらいいの?

病気の時だけでなく、健診、予防接種などの時にも成長に合わせて色々な相談ができるのが理想的な関係です。
また、病気だけでなく便秘がある時も病院を受診してください。たかが便秘と思っても、赤ちゃんにとっては一大事です。便を数日出さなかった場合、便の水分がどんどん減っていき、余計に出にくくなります。そうなってしまうと、お腹にガスが溜まったり、肛門が切れたりと、赤ちゃんが痛がって泣き叫ぶようになります。痛い思いをさせてしまう前に、おかしいなと思ったら、病院を受診しましょう。

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