年齢差を考えて、計画する
卵子は、加齢とともに老化します。
晩婚化が進む現代では、一人目の出産年齢が高くなってきています。
そのため、第二子の妊娠が、卵子が著しく衰える35歳以上となり、出産のリスクが上がってしまうのです。
第二子を望むのであれば、自分と旦那様の年齢も考えて計画を立てるのが良いかもしれません。
卵子も年齢とともに、老化する
出産を終えた母体が、元の状態に戻るまで(月経が再開するまで)には大体6~8週間程かかります。
月経の前には、排卵があります。
その為、月経が始まる前に2人目を妊娠したというケースもあるようです。
しかし、計画的に、二人目の妊娠を考えるのであれば、一人目の出産から1年半以上経ってからが最適です。
これよりも早いと、予定日よりも出産が早まる早産や、低出生体重児のリスクが上がると言われています。
1人目の出産からしばらくは、避妊を行うなど母体の回復を優先にすることも、2人目の妊活に入る前の大切な準備と言えるでしょう。
なによりも母体の回復が最重要!
2歳差は、上の子の赤ちゃん返りやいやいや期と、下の子の授乳や夜泣きなどがかぶるので、小さい時は大変です。
しかし、その大変な時期が一気に終わるので、体力的に楽だということもあるようです。
その他、学校の卒入学の時期が重ならないので、出費がかさまないといったメリットもあります。
2歳差
1人目の出産から慌ただしく、2人目を出産!
2人の赤ちゃんを相手に、育児をしなければならないので小さいうちは、少し大変かもしれません。
しかし、ある程度大きくなってくると、歳の差が少ないので良い遊び相手となり、仲良く遊んでくれるので安心できるといったことがあるようです。
1歳差(年子)
近年増えている「二人目不妊」
上の子が、幼稚園や保育園で友達と遊ぶようになるので、2人目の育児に少し余裕ができる年齢差です。
上の子も、お兄ちゃん、お姉ちゃんらしくなり、下の子の面倒をみてくれるといったこともあるようです。
経済的にも、ピークとなる大学の4年間が重ならないので、比較的楽といったメリットがあります。
しかし、子育て期間が長くなるので、専業主婦からなかなか脱せず、社会復帰が難しくなるという声もあるようです。
5歳以上の差
中学~高校の入学のタイミングが重なる三歳差は、出費の面では負担になりますが、家庭内が一丸して受験モードにシフトできるので、子供たちは受験に集中できるといったメリットがあります。
出費が重なることを、想定して、貯金をするなどの経済面の計画も考えると良いでしょう。
3歳差
最近、二人目の子供を授かりたいのにできない…と悩む夫婦が多いようです。
いわゆる「二人目不妊」。
一般的には妊活を始めてから2年以上妊娠の兆候がない場合に不妊とされますが、二人目の場合は、授乳期間を終えてから2年間妊娠しない場合、不妊ということになるようです。
二人目不妊の原因は色々ありますが、一人目の妊娠・出産によって子宮や卵管、卵巣機能が変化したり、年齢による生殖機能の低下やストレスからくる不妊が考えられます。
二人目を望んでいるのに、3年経っても授からない場合は、二人目不妊の可能性が高いので、医師の診察などを受けてみることをおすすめします。