水分補給もしっかりと
もちろん、乳製品や牛乳で適度にカルシウムを補給することも大切です。
糖分や脂肪分の多い食品は母乳を詰まりやすくし、乳腺炎を引き起こす原因にもまります。
ですので摂取量には十分注意をしましょう。
産前のBMI値が18.5~25.0のふつう体型のお母さんは、母乳育児の場合は1日2,000~2,500kcal、粉ミルクの場合は1日1,500~2,000kcalを目安に、炭水化物でしっかりとエネルギーを補給するようにしましょう。
主菜と副菜でも足りないビタミンやミネラルを、バランスよく摂取するように意識して下さいね。
出産は本当に体力を使います。
ですので、産後は想像以上に体力が落ちますし、なかなか忙しい毎日の中で、しっかりと体力が回復しません。
しかも母乳を出すのにも体力を消耗しますので、しっかりとバランスを考えた食事が重要になってきます。
産後の食事はバランスを考えて
鉄分
産後の食事の大切さは分かっていただけたでしょうか?
授乳中であり、体力の回復期であるため、偏ったバランスはいけません。
ではどのような食べ物がいいのでしょうか。
ここでは必要な栄養素と、それが含まれるおすすめの食べ物を紹介していきます。
おすすめの食べ物
上記に記述している通り、本当に産後で忙しいです。
その為にしっかりと食事を摂ろうと思っていてもなかなか出来ずに、間食をしがちですがほどほどにしましょう。
また、水分補給もしっかりと行なって下さい。
ミネラルウォーターでも全然いのですが、栄養がある温かい飲み物のほうが胃腸に優しく母乳の出はよくなりますよ。
授乳では結構な量の水分を与えていますので、忘れずにしっかりと補給して下さいね。
タンパク質
カルシウムは妊娠中〜産後にかけて継続的に不足しがちです。
牛乳や乳製品、小魚、海藻に多く含まれていますので、副菜としてどれか必ず摂るようにして下さい。
カルシウム
出産時の出血などで産後鉄分が不足しがちな方は沢山いらっしゃいます。
その結果、貧血気味になったりしますので、小松菜、ほうれん草、牛肉、レバー等を積極的に摂るようにしましょう。
体力回復の要となるのがこのタンパク質です。
キノコ類、肉類、魚類、豆製品に多く含まれています。
ただし肉類は脂質も多く含んでいるので、食べ過ぎには注意してください。
自分にあった産後の食事の仕方
たまに産前の体型に戻そうと無理なダイエットをされる方がいますが、それはやめてください。
産後の偏った栄養バランスは大きな負担をかけますし、授乳は勿論、自分自身の健康にも影響しますので、食事制限ではなく、食事の栄養バランスと運動で無理なくダイエットするようにして下さい。
産後のダイエットは栄養バランスで
できるかぎり栄養バランスや効率を考えながら、その中で自分に合った食事のスタイルを
見つけていってくださいね!
産後の食事がどれだけ大事かというのは、分かってもらえたかと思います。
母乳を作り出す為にも栄養は必要ですし、自分自身の体調を整えるうえでも軽視できません。
特に産後は初めてのことが多く、さまざまなストレスが溜まってしうものです。