2016.07.02 Sat 更新

赤ちゃんのおしゃぶりを止めさせるコツ。卒業は早めが良い!正しい与え方と止め方。

赤ちゃんといえばおしゃぶりをつけているイメージがありますね。最近ではフォルダーを着せ替えできる可愛いものもあり、洋服に合わせておしゃれとして楽しむママもいるようです。 しかし、おしゃぶりはある程度の年齢で卒業しないと悪影響があると言われています。今回は赤ちゃんのおしゃぶりについて詳しく調べてみました。

育児アイテムとして販売されている反面、「おしゃぶりは歯並びに悪いから与えないほうがいい」という意見を持つ方もいます。
具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか?

おしゃぶりを与えるデメリット

赤ちゃんはママのおっぱいを始め、何かを吸うことで不安が和らいで心が落ちつきます。
赤ちゃんがどうしても泣きやまないとき、静かにしなければいけない場所などでは、とても役立つアイテムです。
ちなみに「おしゃぶりは舌や顎の発達を助ける」という宣伝文句もありますが、これは医学的には検証されていません。

赤ちゃんがぐずったときにおしゃぶりをあげると、大人しくなってくれる場合があります。
これは赤ちゃんに本能的に唇に触れたものを吸おうとする「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」という原始反射があるからだと言われています。

おしゃぶりを与えるメリット

前項の理由から、発語を覚える1歳過ぎになったら常時使用しないようにして、おそくとも2歳半までには卒業できるようにしましょう。
おしゃぶりを欲しがったら、他のおもちゃを与えたり外で遊ばせたりすると、他に意識が向いていきますよ。
おしゃぶりを思い出させないように、たくさん触れ合って色々な刺激を与えてあげましょう。

おしゃぶり卒業はいつ頃がいい?止めさせるコツ

また、おしゃぶりをつけていることで発語の機会が減少する、ふれあいが減るという問題もあります。
赤ちゃんが泣くとすぐおしゃぶりを与える、ということを続けていると、本来の親子のスキンシップが減少してしまいます。
ママやパパが赤ちゃんをあやしたり遊んであげること、赤ちゃんと言葉をかわすことは、赤ちゃんの発達に関わることなので、おしゃぶりに頼り過ぎることは良くないことと言えます。

調査によると1歳半を超えておしゃぶりを続けている赤ちゃんには、出っ歯や噛みあわせの異常の発現率が極めて高いと言われています。
2歳頃まではおしゃぶりを止めることで異常は改善しやすいのですが、2歳半~3歳を超えて使用を続けている子は異常が残ってしまうことが多いそうです。

夜中寝かしつけるときにも効果を発揮するので、睡眠不足のパパやママは使用してみてください。
赤ちゃんが寝入るとくわえている力がなくなるので簡単にはずすことができます。寝ている間につけたままでいるのは悪影響があるので必ず外しておきましょうね。

おしゃぶりは長時間・長期間使うと悪影響がありますが、月齢が浅い頃はママの強い味方になってくれることもたしかです。
生後6ヶ月までは特に止めさせる必要はないでしょう。
おしゃぶりを与える時は、おしゃぶりの先で赤ちゃんの唇に少し触れると自然に吸い付いてきます。

おしゃぶりの正しい与え方

卒業には注意点もあります。
すんなり卒業できない子は無理やり止めさせると、かわりに自分の指やタオルを吸い始める場合があるのです。
タオルなどはおしゃぶり以上に歯並びに悪影響を与えるので、卒業は少しずつ進めていきましょう。

まとめ

おしゃぶりには良い面も悪い面もあります。
何事も頼りすぎてしまうのはよくありませんが、絶対にダメということではないので、月齢やスキンシップのことを考えながら使用してみてくださいね。
おしゃぶりを上手に利用することでママの負担やストレス減り、育児が楽しくなるといいですね。

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