鼻呼吸を長い期間経験していないので、鼻の粘膜がとても敏感です。
人間は空気を体内に取り入れる際に鼻や口を使います。
鼻と口、呼吸をする際、どちらが重要なのかというと、「鼻」です。
鼻で呼吸をすることで、できるだけ綺良い空気を体内に取り入れます。
赤ちゃんは鼻の粘膜が敏感なので、大人には問題のない少しの刺激でもくしゃみがでるのです。
鼻の粘膜が敏感だから
赤ちゃんにくしゃみが多いのには原因があります。
原因は以下の通りです。
赤ちゃんってくしゃみの回数が多いんです。
赤ちゃんがくしゃみりを連発すると段々と心配になってきますよね。
赤ちゃんにくしゃみが多い原因
新生児期は明るさの差を感じるだけでも、鼻がむずむずしてくしゃみがでることがあります。
明るさの刺激にもくしゃみがでてしまうのです。
明るさの差
鼻毛は、異物やほこりを体内に入れないように多くの役割があるのですが、鼻毛がないと鼻の粘膜に直接刺激を与えるので、くしゃみがでるのです。
それに加え、赤ちゃんは鼻の粘膜も敏感だということもあり、くしゃみがでるのです。
赤ちゃんの鼻にはまだ鼻毛がほとんどありません。
鼻毛は、月齢を重ねるごとに生えてきます。
鼻毛がほとんどない
お腹が活発に動いてうんちやおしっこが出るときにも、くしゃみをすることがあります。
自分の体内の動きの変化を、身体が刺激と判断してくしゃみをしてしまうようです。
お腹の動き
わずか数℃の温度の差でも、デリケートな新生児期の赤ちゃんにとっては大きな刺激です。
外に出た瞬間や服を脱いだ瞬間、服を着たときや小さな空気の流れができたとき、乾燥した部屋に移動したときや、お風呂場や洗面所などの湿度の高い空間に移動したとき等、少しの温度の違い、湿気や乾燥した空気が刺激となって、くしゃみを引き起こします。
温度、湿度の差
くしゃみと鼻づまり
注意するポイント
新生児がする鼻にトラブルが起こりがちです。
くしゃみを連発して鼻水が出て、鼻づまりを併発するケースが多いです。
鼻水がつまり続けると無呼吸になる可能性も出てきます。
鼻づまりに気付いたら、鼻水を吸引してくださいね。
透明でドロッとした鼻水
→ウィルスに対して体内の抗体が反応ししている状態の鼻水
透明でサラサラの鼻水
→体内に侵入する細菌やウィルスを洗い流そうとしている鼻水
黄色くドロドロした鼻水
→風邪などの治りかけの時の鼻水
くしゃみの予防法
部屋を綺麗に掃除し、ほこりやダニなどのアレルギーを赤ちゃんから遠ざけましょう。
なるべく布団を干したり、掃除機を頻繁にかけてください。
部屋の掃除
赤ちゃんは、くしゃみをしてしまうと疲れてしまいます。
予防してあげましょう。
予防法は以下の通りです。
換気と加湿
もし産後の具合が優れず、毎日の掃除が難しい場合は赤ちゃんの周りだけは綺麗にしましょう!
部屋の中にこもってずっと居ると空気もだんだんと悪くなってしまいます。
温かい時間や、夏場の涼しくなった時間には換気を頻繁に行うように心がけましょう。
空気が乾燥しているとくしゃみの原因となるウイルスが繁殖しやすくなります。
適度に加湿をして、くしゃみの原因となるウイルスを減らしましょう。
病院に受診する?
発熱を伴わないくしゃみの場合は病院に行かなくても治る場合がほとんどです。
赤ちゃんのくしゃみには、何らかの原因があります。
赤ちゃんのくしゃみが多くて機嫌が悪い、ぐったりしている場合は必ず病院を受診しましょう!
アレルギーのようなくしゃみが出ても、病院は1度受診しておいたほうが良いとされています。
機嫌が良くてもくしゃみが止まらない場合は受診してみてください!
赤ちゃんは頻繁にくしゃみをします。
このくしゃみのほとんどが、病気等ではない『生理現象』であることが多いとされています。
今回は「知っておきたい赤ちゃんの止まらないしゃっくり」についてご紹介します!