2016.08.01 Mon 更新

うちの子って自閉症かも…自閉症の赤ちゃんの症状と特徴

日々赤ちゃんと接していて、少し他の事違うのかも…ちょっと気になるな…ということはありませんか?そんなとき思う疑問の一つに、うちの子って自閉症かも?というものがあるかと思います。そこで、自閉症の赤ちゃんの特徴的な症状と兆候、そしてどう対応するかを ご紹介したいと思います。

自閉症といっても症状は様々です。
それに自閉症にも症状が強い子もいれば、弱い子もいます。
健常児との境目は曖昧だといわれます。判断が難しいものでもあります。
医学的に自閉症を診断する基準が設けられています。
3つの能力障害が3歳までの間に認められた場合に自閉症と診断されます。

自閉症の特徴的な3つの症状

脳に障害が起こったたのは胎児の頃に中枢神経の発達になんらかの問題が発生したことが原因といわれています。
はっきりとしたことはまだわかっていません。
ですので、育て方が悪かったとか環境によって自閉症を発症したわけではないことは医学的にも証明されていますので、決してご自分を責めることはしないようにしてください。

自閉症とは脳の機能障害であり、先天性のものです。
発達障害といわれます。障害のせいで耳や目からの情報が入ってきても情報を整理できず認知することが苦手です。
自閉症という名前から、他人に対して心を閉ざしてしまったイメージがありますが、心の病気というわけではありません。

自閉症とは脳の病気なのか?その原因は?

想像力の欠如

そして、第2にコミュニケーション能力の欠如があげられます。
言葉を上手く理解できず、オウム返しや言葉の遅れ、または意味のない言葉を繰り返し同じことを言うことが特徴で、全く言葉を発しない場合があります。

コミュニケーション能力の欠如

視線が合いにくく、他人との情報交換が苦手で、人の表情や雰囲気を察しての行動が苦手です。
また人見知りをせずに一方的な行動を示します。

社会的相互交渉の質的障害

自閉症の赤ちゃんには3つの特徴以外で、様々な行動がみられます。必ず、現れるということはありません。
特に見られる行動を紹介したいと思います。

自閉症の赤ちゃんの具体的な行動とは?

次に、想像力の欠如があります。
自分の気持ちを上手く表現できず、また臨機応変に対応することができません。
慣れないことや不測の事態に陥った場合、パニック状態になりやすく、自傷行為などを起こしてしまうケースも
あります。

落ち着きがなく、目的もなく走り回ったりして目が離せない。
注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されることもある。
こだわりが強く同じ状態に固執し、決まった行動、物の配置、習慣に強くこだわる。
意思の疎通が難しく、何か求める場合、相手の手を掴んで引っ張っていくような行動(クレーン現象)をとる。
聴覚、視覚、触覚、臭覚などの感覚が正常に脳が処理できないため、極度に過敏であったり逆に鈍感で痛みを感じなかったりする。

自閉症とは脳の機能が正常に働かない機能障害ですから、完治することはありません。
しかし、教育方法で自閉症児にみられる症状を改善することはできます。

自閉症の赤ちゃん・子供にはどう接するべきか?

睡眠異常もみられます。
成長しても睡眠のリズムがつかめないために、2時間おきに目が覚めるなど、睡眠時間が極端に少ない状態が続く。

いかがでしたか?
自閉症にたいしてネガティブなイメージはついてはいますが、悲観することなく子供と真っ直ぐに向きあい、症状をよく理解した上でその子の個性を伸ばしてあげていく教育が大切です。
自閉症も個性の1つなんだ、と尊重し、赤ちゃんの成長を見守ってあげてください。

自分の子供が自閉症ということを早く受け入れることは、なかなか難しいかもしれませんが、早期に自閉症の特徴にあわせたしつけや教育の機会を与えてあげることで、他の子達と変わりなく成長していくことができます。
それに自閉症だからこそ、素晴らしい才能を発揮した事例も多くあります。
自閉症の可能性があったとしても悲観的にならずに、まずはかかりつけの小児科の先生や児童相談所、保健センターなどに相談してみてくださいね。

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