2016.08.06 Sat 更新

葉酸不足によって起こる「葉酸欠乏症」とは?原因や症状、治療法についてまとめました

葉酸不足によって起こる「葉酸欠乏症」とは葉酸不足もしくは吸収不良によって引き起こされる症状です。 葉酸は水溶性の栄養素のため普段の食事だけでは摂取しにくく、葉酸欠乏症は一般的によく見られ、妊娠中になるとお腹の赤ちゃんが神経管閉鎖障害の先天性異常を引き起こしてしまうリスクが伴います。 今回は「葉酸欠乏症」についてご紹介します!

葉酸の吸収障害

葉酸欠乏症は毎日の不規則な生活が原因で引き起こされる場合があります。
あまりファーストフード等に頼りすぎず、栄養バランスがとれた食事を心がけていきましょう。
栄養バランスに偏りがあったり、葉酸の摂取ができていないことで葉酸欠乏症を発症しやすくなります。

葉酸の摂取不十分

葉酸が不足する原因は以下の通りです。

葉酸欠乏症の原因

体内で必要とされる葉酸の量が大幅に増加してしまう状態の事を言います。
この大量に増加する状態の代表的なものは「妊娠」です。
葉酸は胎児の脳や神経の形成に必要不可欠なので、通常の倍の葉酸の摂取量が必要となるので、葉酸欠乏症を引き起こしてしまいやすくなります。

葉酸需要の増加

体内での葉酸利用不良は、先天的または後天的な酵素欠乏症等が原因です。
葉酸は水溶性なので、葉酸を摂取しても体内でうまく処理できない体質の方もいるそうです。

体内での葉酸利用不良

吸収障害は、先天的または後天的な病気が原因で、葉酸の吸収がうまくできない場合を言います。
吸収不良症候群もしくは、薬物摂取が原因となるようです。

葉酸欠乏症の症状

排泄の増加は、必要以上に体内の栄養が外に出てしまいやすい状態です。

体内に吸収される前に排泄されてしまう場合が多くなってしまいます。
そうなると、必然的に栄養失調となり、葉酸欠乏症を発症してしやすくなります。

下痢・排泄の増加

葉酸欠乏症の症状は以下の通りです。

葉酸欠乏症による貧血が進むと、症状が深刻になる場合があります。
初期症状として疲労感が見られますが、悪化すれば、舌がただれて味覚障害を引き起こし、うつを発症したりしやすくなります。

1.貧血やめまい
2.疲労感や息切れ
3.肌が青白くなる
4.舌が赤くただれ、味覚が低下する
5.体重が減少
6.うつの発症
7.歩行が困難になる
8.手足にチクチクした痛み
9.筋力の低下

巨赤芽球性貧血(巨赤芽球性貧血・悪性貧血)

赤ちゃんへの影響

葉酸欠乏性貧血は、巨赤芽球性貧血(悪性貧血)とも呼ばれています。
ビタミンB12もしくは葉酸が不足すると、通常よりも巨大な赤血球の母細胞である「巨赤芽球」が作られ、赤血球が不足し貧血を引き起こしてしまいます。
下痢や舌炎を発症し、筋萎縮や前頭筋の筋肉量が減少するなどの症状が出やすくなります。

妊娠中に葉酸欠乏症を発症してしまうと、お腹の赤ちゃんへ悪影響を与えてしまいます。
赤ちゃんの脳や神経をつくる妊娠初期に葉酸欠乏症を発症するのは特に危険です。
先天性異常である神経管閉鎖障害の「無脳症」と「二分脊椎症」を引き起こしてしまう可能性があるからです。

葉酸欠乏症の予防法

葉酸欠乏症の場合、1日400~1000μgの葉酸を点滴等で経口投与します。
吸収不良による欠乏症であっても、経口投与であれば葉酸が補給されやすくなり、改善する傾向にあるからです。
経口投与される葉酸量は以下の通りです。

葉酸欠乏症の治療法

予防のために、意識的に葉酸を摂取していかなければなりません。
一般成人男女であれば、通常のバランスがとれた食事から必要な量の葉酸が摂取できます。
ですが、妊娠中は別です。
妊娠中は食事だけでは不十分です。
葉酸サプリメントを積極的にとり入れて葉酸欠乏症を防いでくださいね。

いかがでしたか?
葉酸は不足すると体に悪影響となります。
ですが、過剰摂取になっても問題が起こってしまうので、適度な量を守ってくださいね。

一般成人男女:400μg
妊婦:600μg
神経管閉鎖障害のある胎児または乳児を持つ女性:1000~5000μg

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