赤ちゃんの人見知りが落ち着くまでには個人差がありますが、長くて2歳頃までにはおさまる子が多いそうです。
人見知りは赤ちゃんが成長する過程の1つですので、一過性のものです。
人見知りが始まると、いつまで続くのか心配されるお母さん、お父さんがいらっしゃると思いますが、必ず落ち着く時期がきますので、温かく見守ってあげましょう。
人見知りはいつまで続くのか?
それまでは、祖父母や友人や他人に対して抱っこされると喜んでいた赤ちゃんですが、突然にお母さんに抱きついて離れない、お散歩中に他人に話しかけられて大泣きするなど、お母さんやお父さん以外を拒絶する素振りを見せ始めます。
個人差はあるものの人見知りする時期は、生後半年〜1歳くらいの間から始まる赤ちゃんが多いそうです。
ハイハイやつかまり立ちする子が増えて、運動神経の成長と脳の情緒も急激に発達する時期です。
ご飯を与えてくれて、毎日一緒に過ごし、愛を与えてくれるお母さん、お父さんにとって自分は特別な存在だと認識する時期です。
人見知りはいつから始まる?
赤ちゃんに説明してあげる対策
赤ちゃんを主役にしない。赤ちゃんにみんな興味があり、ついつい注目の的になりがちですが、赤ちゃんもいきなり注目されると緊張するのです。
赤ちゃんを主役にすることはせずに、相手と適切な距離を保って自然と楽しくお母さん同士が話せる状況を
作りましょう。
お母さんが楽しそうに話しているのを側で見ていると、赤ちゃんが相手に優しいイメージを持ちます。
赤ちゃんを主役にしない
人見知りをすぐ治すなどの方法はありませんが、しかし対策方法を知ることで、人見知りによって大泣きするなど、そんな困った状況を改善する方法ならあります。
対策は?
赤ちゃんが相手に対して興味を持ったら手と手をタッチさせたり、ほっぺを触らせるなど、少しずつ触れ合わせて行きましょう。
少し慣れてきたと思っていきなり抱っこさせると「やっぱり怖い」と、今までの努力が無駄になってしまいます。
時間をかけて慎重に慣らしていくことが大切です。
3番目はゆっくりと他人に慣れさせていくことです。
他人がいきなり抱っこしたり、覗きこんできたら、赤ちゃんはびっくりしてしまいます。
お母さん、お父さんがまず抱っこした状態で、相手との距離をゆっくり時間をかけて縮めてあげましょう。
少しずつ相手に慣れさせていく
赤ちゃんに怖くないことを説明してあげましょう
「この人は優しい人だから大丈夫だよ」「お医者さんだよ。お腹をポンポンするだけだから平気だよ」など、赤ちゃんに相手のことを説明してあげましょう。
最初は分からないかもしれませんが、繰り返し説明してあげることで相手が怖い存在ではないと認識します。
祖父母に事前に説明する
赤ちゃんは、同じくらいの月齢の子たちと触れ合うだけで、とても刺激を受けます。
保育園に通わせたら人見知りがなくなったという子供もいます。
同じくらいの子たちと遊ばせる
祖父母はどうしても赤ちゃんが可愛くて仕方ないので、距離を縮めたい一心です。
しかし、人見知りは一過性のものだと、人見知り対策には時間をかけて赤ちゃんの恐怖心を取り除く作業が必要だということを説明してあげましょう。
お父さんにも人見知りしてしまうかも!?
1日中お母さんと一緒にいると同じくらいの子たちと交流の機会がないので、育児施設などに連れて行って
人に興味を持たせましょう。
初めは、お母さんからなかなか離れない赤ちゃんも周りの子やいつもと違う環境に興味が出てくると、人見知りが改善されるかもしれません。
毎日、顔を合わせているのにお父さんに人見知りしてしまう子がいるそうです。
例えば、お世話を全部、お母さんがしないとダメになる赤ちゃんや、お風呂や寝かしつけはお母さんじゃないと大泣きしてしまう赤ちゃんもいるそうです。
いかがでしたか?
赤ちゃんが人見知りして困っている方、またこれから赤ちゃんの人見知りを心配されてる方は人見知りは一過性のものだと思い温かく見守ってあげること、また赤ちゃんが人に興味を持てるような子育てが大切です。
お父さんにとって、赤ちゃんに拒否されることはとてもショックなことと思いますが、一過性のものだと自分に言い聞かせましょう。
人見知りの時期が過ぎれば、逆にお父さんの大きな動きのある遊びが楽しくなります。
ですので、人見知りの時期が過ぎるのを見守ってあげましょう。