2016.07.10 Sun 更新

妊娠後期に気持悪い、腹部の痛み。これって早産兆候?妊娠後期の症状まとめ

妊娠中はつわりをどう対処するかが大事になってくると思います。 やっとつわりの時期が終わった!と思っていたとろ、出産間近の妊娠後期につわりに似たような 気持悪さなどが襲って来た…なんてことよく聞きます。この原因はいったい何なんでしょうか。 早産の兆候なのかと疑いたくなってしまいますが、実はコレにはちゃんと原因があるんです。 ここではその原因についてまとめてみましたので、是非ご覧になってください。

このむくには通常とは異なり、1日経ってもなかなか取れません。
そもそも妊娠後期は体の中を循環する血液が増えるため、水分が溜まりやすくはなります。
一晩で治る程度であれば問題ない場合が多いですが、朝起きたときにむくみがあるようだと注意が必要になってきます。

むくみ

別名、妊娠高血圧症候群とも呼ばれています。
だいたい妊娠8ヶ月目以降からの妊娠後期の時期に発症しやすく、約10人に1人の妊婦さんがかかると言われています。
主な症状は以下の通りです。

妊娠中毒症って聞いた事はありますでしょうか?
名前だけみると、結構ひどそうですね。
これは妊娠後期に起こるもので、よく子宮が大きくなることによる胃などへの圧迫や、ホルモンバランスの変化によって引き起こされる吐き気もありますが、この中毒症はお母さんや赤ちゃんに様々な障害を起こす可能性がある、軽視できない症状なんです。

妊娠中毒症

胎動や便秘による腹痛

1番厄介なのが、腎臓の機能が低下しタンパクが尿に漏れやすくなりますので、吐き気や頭痛、めまい、目がちかちかする、胃痛などの症状に繋がってくるので、非常に注意が必要です。

尿タンパク

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに栄養を送っているので、血圧が通常より高めではりあります。
ですが、妊娠中に高血圧になると、胎盤の血管に過度に圧力がかかり、結果的に赤ちゃんに血液が行き届きにくくなってしまいます。

高血圧

早産の兆候は?

陣痛かと思うほどの痛みで、不規則で強くなったり弱くなったりしながら、結局は痛みが遠のいてしまうことです。
出産が近づけば近づく程、起こりやすくなります。これはよく本当の陣痛と間違える人が多いのですが、本当の陣痛かどうか、痛みの間隔を計ってみてください。

前駆陣痛による腹痛

妊娠後期になると、赤ちゃんの動きも活発になりますので胎動も盛んです。
お腹の中から刺激で痛みを感じることもあります。
あまりにも痛い場合は、楽な姿勢で座ったり横になったりしてリラックスして過ごして下さい。
また下痢になってしま人が多数いるように、逆に便秘になってしまう人も多くいます。その結果、お腹が張り腹痛に繋がるようです。

なかでも1番多いのが、絨毛羊膜炎という感染症です。
細菌感染によって炎症し、破水や子宮収縮が起こりやすくなるためです。
ですので、このような症状がない場合はそんなに早産を心配する必要はないと思いますよ。
多少、気持悪いときだったりお腹が痛い事はありますので、様子を見ながら判断して下さいね。

これらの原因は、長時間の立ち仕事、疲れやストレス、睡眠不足により子宮が収縮した結果や、体の冷え、双子などの多胎妊娠などが可能性として、挙げられます。

本当に早産の疑いがある場合は、横になってもおさまらない時や痛みが規則的に続いたり、37週以前に出血したり、おりものに少し血が混じっている程度から、レバーのような血の塊が出る事があります。
このようなことが起きたら、切迫早産の可能性があります。
すぐ産院に電話をして、受診をしてください。

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