2016.08.19 Fri 更新

不妊は女性だけの問題じゃない!?男性不妊についてのまとめ

妊活と聞くと、女性ばかりが頑張ることを想像しがちですが、妊活は夫婦お互いの協力の元に成り立っています。そんな妊活もいくら頑張っても成果がでない夫婦は沢山います。原因としては色々あると思いますが、男性側の原因の場合も十分あり得ます。そこでここでは、男性の不妊治療についてまとめてみましたので、気になっている方や、今まさに妊活中の方は旦那様のためにも是非知っておいてください。

文字通り精液を検査します。
精子は約3カ月間かけて作られています。
もし一度目の検査結果が悪かった場合は、1~3週間ほど間隔をあけてから数回再検査を受けてみるといいでしょう。
そこで常に結果が悪い場合は、精子無力症、無精子症、乏精子症など、男性不妊症のどれかに分類されるでしょう。

精液検査

この男性不妊ですが、厄介なことに大半が根本的な治療が難しいみたいです。
ですので、もし旦那様が男性不妊と診断されても、一般的には奥さまに対して妊娠を後押しする治療をスタートさせるケースが多いようです。
もちろん、男性不妊外来で詳しく検査して治療法を探ることも可能です。その際に、どういった検査を行なうのかまとめてみました。

妊活(避妊せずに性交渉)しているのも関わらず、1年以上も妊娠しない場合を、不妊症といいます。
この時点でまずはお互いに不妊治療を得意とする産婦人科で、基本的な不妊検査を受けてみることをオススメします。
そこでもし結果が悪かった場合には、男性不妊と診断されます。

男性不妊

ホルモン検査

精巣の有無、位置、大きさ、硬さ、また精巣上体の有無、大きさ、さらに精索静脈瘤の有無などを入念に診ます。

視診&触診

採尿して、尿糖や尿たんぱくが出ていないかを調べます。
白血球や赤血球の数をカウントして、尿道や膀胱、前立腺などに炎症がないかどうかを検査します。

尿検査

原因は様々でが、主に造精機能やホルモンレベルに問題があって、精巣内でうまく精子がつくられなかったりすることが多いようです。
また、前立腺に炎症が起こっていたりする場合なども考えられます。
精子は問題なく作られていて、精管も通っているのに勃起不全(ED)で性交渉そのものが困難であったり、女性の腟内に射精できないなど、性機能障害も原因としてはありますので、本当に人によって様々なんです。

男性不妊の原因

血液検査で、それぞれのホルモン値を調べます。そうすることで、脳下垂体や精巣の機能が分かります。
この他にも、様々な検査があります。
色んな検査を経て、どこに異常があるのかをしっかりと判断して、その後の治療に進んで行きます

対策法はあるの?

普段の生活ではタバコやお酒はほどほどにしてください。カフェインも1日に1,2杯程度に押おさえるように意識しましょう。
タバコやお酒は造精機能を低下させますし、勃起障害(ED)を招く可能性もあります。
今すぐ止める必要はありませんが、ほどほどにしましょう。意外かもしれませんが、カフェインも妊娠率に影響するようなので、飲み過ぎには要注意です。

例えば食事だと、カラフルな彩りの旬の野菜や果物や魚介類をたくさん摂取することで、抗酸化作用が高まりますので積極的に摂りましょう。
逆に大豆食品などの食品は精子濃度が低くなりますので、過剰摂取は控えましょう。

対策法はもちろんあります。
普段の生活から気をつける事で、造精機能を少しでも高めることもできます。

いかがだったでしょうか。
妊活がうまくいかないのは、女性だけの責任でもありませんし、男性だけの責任でもありません。
先述したように、お互いの協力で成り立つものですので、治療が必要な場合は互いに支え合い希望を持って、妊活を続けていきましょう!

ランキング

ページトップへ