2016.08.22 Mon 更新

双子の出産って?自然分娩できるの?リスクや準備まとめ

妊娠したときに双子だとわかったら、家族が一気に増える喜びと二人も一気に子育てできるだろうかという不安があるかと思います。 それだけでなく、出産のリスクや費用、何を準備すればいいのかわからないという事もあるでしょう。 そこで、今回は双子を出産する際のリスクや必要な準備、費用についてまとめてご紹介いたします。

双子の出産は早産になりやすい

さらに、胎盤や羊膜が一つしかない場合には、二人にバランスよく栄養や血液を送ることができなくなることや、お互いのへその緒が絡まってしまうトラブルも考えられます。

また、赤ちゃんのおしっこや胎盤からの分泌物も2倍になるので、羊水過多になりやすくなります。
妊娠高血圧にも注意が必要です。

双子を妊娠した時にまず考えられるリスクが貧血です。
ママはへその緒を通じて赤ちゃんに血液を運び、酸素や栄養を届けます。
それが二人分になるので、どうしても貧血になりやすくなるのです。

双子出産のリスク

子どもによってどのくらいか使うかわからない、大量に消費するものではないその他の消耗品は、まずは1.5倍くらいの量を準備するようにしましょう。

基本的には通常の出産と同じものを準備しましょう。
しかし、衣類、おむつ、粉ミルクなどは基本的に二人分ひつようなので、通常の出産準備の2倍は準備が必要です。
先述したように双子は早産になりやすいので、新生児用のオムツでも大きすぎる場合があります。
小さい新生児用を準備しておいた方が安心でしょう。

双子の出産準備って?

なので、早く生まれてくるかもしれないという心構えや出産の準備を早めにしておく必要があります。
目安としては、妊娠28〜31週頃までには出産に必要な物をそろえておくといいでしょう。

双子を妊娠しているとおなかが大きくなるのが早く、8ヶ月くらいの時点で通常の妊娠の臨月くらいの大きさになります。
その分早産に可能性が高まり、双子の出産の半分ほどはそうz何になると言われています。

双子の出産の場合、通常の出産費用にプラスして赤ちゃんの入院費が二人分になります。
また、リスクを考えての管理入院や自然分娩は難しいと判断され帝王切開になることもあります。
病院や妊娠の過程によって変わりますが、管理入院費、帝王切開、分娩費用、赤ちゃんの入院費を考えると、およそ60〜80万円くらいが出産費用としてかかると考えておくといいでしょう。

双子の出産費用って?

ベビーベッドやベビーカーは双子用のものもたくさんあります。
家の環境にあわせて選ぶようにするといいでしょう。

保険や出産一時金をうまく利用すれば出産費用を抑えることができます。
健康保険の「限度額適用認定証」を発行してもらい、入院時に病院に提出しておくと自己負担限額を1割に減らすことができますし、出産育児一時金は双子の場合二人分支給されます。

小規模な産院でも受け入れてくれるところはたくさんあります。
でも、いざというときに近くの総合病院などにすぐに搬送できる体制をとっているのかどうかは確認しておきましょう。
出産時にはとてもナイーブになりやすいので、安心して生むことが出来る病院を選ぶことが大切ですが、医療行為の出来ない助産院では双子を出産できないので、注意しましょう。

双子の場合、通常の分娩に比べてトラブルが多くなります。
なので、NICUなど医療設備の整った病院を選ぶようにするのがおすすめです。
総合病院や大学病院だと設備が整っていますが、研修医の見学などの機会もあるかもしれません。
気になる人は事前に病院に伝えておくようにしましょう。

双子の出産、どこでする?

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