身長の遺伝の確率について
食べ物や生活習慣などの影響を受け続けているので、平均身長はこれからも高くなる可能性が大きいようです。
日本人の成人男性の平均身長は、171.49cmです。
日本人の成人女性の平均身長は、158.50cmです。
日本人は比較的に身長が低いと言われます。
ですが、近年では日本人も大きくなっているんだとか…。
男女どちらも、20代から30代にかけての若い方の身長が高いという特徴があります。
日本人の平均身長
残りの20%は、生活習慣です。
食事・運動・睡眠時間も身長に影響を与えるそうです。
栄養バランスがとれた規則正しい食事と適切な運動、そして十分な睡眠が重要な役割を果たすとされています。
20%の確率で「生活習慣」!
アメリカの大学の研究によると、子どもの身長の80%は「親の遺伝子によって決定される」ものだそうです。
この「受け継ぐ遺伝子」というのは両親の遺伝子だけではありません。
自分達のおじいさんやおばあさん、そのまたおじいさんとおばあさん等、先祖といった複数の遺伝子を受け継ぐということです。
複数の遺伝子によって決まるので、両親の身長だけで子どもの身長を判断するのは難しいですよね。
80%の確率で「遺伝」!
身長は遺伝が関係すると考えられていますが、親の身長が特別高いというわけでもなのに子どもは180cmということもありますし、特別低いというわけでもないのに子どもの身長は低いということもあります。
遺伝は身長の重要な要素になんでしょうか?
父親と母親。どちらの影響を受けやすい?
両親の身長から子どもの予測身長を割り出す計算式は存在します。
男の子の将来の身長を求める式は(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2です。
女の子の場合は(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2です。
この予測身長は、目安だと考えてくださいね。
予測以上に身長が伸びる場合もあれば、予測より低い場合もあります。
身長の計算式
身長の遺伝と言えば父親、というイメージがあるかもしれませんが、実は母親の影響を受けやすいと言われています。
80%の遺伝の内、両親から40%ずつ受け継いでいるのかとも思いますが、染色体の影響により男の子も女の子も母親の影響を強く受けるとされています。
以下の5つの栄養素は、しっかり摂取するようにしてくださいね
これさえ食べれば必ず身長が伸びる!という食べ物はありません。
効率よく、そしてバランス良く食事を摂ることが大切です。
身長を伸ばすために必要な栄養素
牛乳やチーズ等の乳製品、小松菜や野沢菜等の葉物野菜に大豆製品に多く含まれています。
乳製品は、吸収率が大変良いため、成長期の子どもにおすすめな食品です。
カルシウム
マグネシウム
ほうれん草や大豆、大豆から作られる豆腐や納豆、落花生やアーモンド等のナッツ類、海苔やわかめといった海藻類に豊富に含まれています。
海藻類の中でも「あおさ」は100gあたりで3200mgと圧倒的な量のマグネシウムを含有しています。
お味噌汁等で少量食べるだけでもマグネシウムをしっかり摂る事が出来ますよ。
ビタミンD
亜鉛は魚介類、肉類などの動物性食品に多く含まれています。
身体の成長、発育を司る司令塔の役割をする大切な栄養素です。
亜鉛が不足すると、身長や体重の増加に遅れが生じるなどの深刻な影響が出ることも…。
亜鉛
たんぱく質
しらす干し、いくら等の魚介類、きくらげ等のきのこ類に多く含まれています。
カルシウムの吸収を促進してくれる効果があり、背を伸ばしたい成長期の子供には欠かせない栄養素です。
肉類、魚類、乳製品、卵、大豆製品に多く含まれているとされています。
たんぱく質は、骨を伸ばしたり身体を作るのに欠かせないので、積極的に摂取したい栄養素です。
いかがでしたか?
やはり、「生活習慣」は子どもの健やかな成長には大切です。
無理のない程度に、生活習慣を見直すのも身長を伸ばすために必要なことですよ!