トレジャーバスケットの作り方はとっても簡単です。
家の中にあるものや自然界にある「本物」をかごに詰めるだけです。
赤ちゃんはその「本物」を自分自身で選んで触って楽しみます。
トレジャーバスケットの作り方
このトレジャーバスケットは、イギリス発祥の育児と教育の専門家であるナニーを要請する学校でも実践されており、ヨーロッパ各国の王室や貴族の子どもたちも遊んでいます。
昔から乳幼児の教育に力を入れているイギリスで発祥した赤ちゃんの教育法の一つが「トレジャーバスケット」です。
その名の通り、赤ちゃんにとっての宝物が詰まったバスケットですが、中に入れるものはおもちゃではなく、「本物」を選びます。
おすわりが一人で出来るようになる生後半年頃から1歳6ヶ月位までの赤ちゃんが遊べます。
イギリス王家も採用!トレジャーバスケット
トレジャーバスケットの遊び方
選ぶ時に気を付ける点は、質感の違うものをあっ詰めることと、先が尖っているもの、赤ちゃんが口に入れると危ないものは除くことです。
また、口に入れても大丈夫なように、遊ぶ前、遊んだ後には洗って清潔な状態を保つようにしましょう。
・金属製のおたまや計量スプーンなど
・木製の食器や木べらなど
・布製のタオルや衣類など
・自然の葉っぱや貝殻など
トレジャーバスケットにを作るためにわざわざ新しい物を購入する必要はありません。
次のようなものを集めてみましょう。
ママは?
おもちゃではなく、本物で遊ばせることで徹底的に触ったり舐めたりしてそのもの自体を確かめるようになるかと思います。
言葉を理解できない赤ちゃんは、「五感」が学びの全てです。
これはどんな手触りだろう、どんなにおいがするのだろう、口に入れるとどうか、転がすとどんな音がするのか、赤ちゃん自信が実践して体験させるようにしましょう。
本物で遊ぶことで、赤ちゃん自信が触っていいもの、触っては行けないものを判断できるようになると言われています。
基本的には赤ちゃんの自主性に任せます。
いつもは怒られてしまうような本物で遊べることで、赤ちゃんの目はキラキラと輝きますよ。
赤ちゃんは?
赤ちゃんの自主性に任せるために、ママは基本的に見守るだけです。
おもちゃを手にとってあやしたり、必要以上に声掛けをしないようにします。
いかがでしたでしょうか?
簡単に始められるトレジャーボックスで赤ちゃんの可能性を大きく引き出す事ができます。
ぜひ赤ちゃんと一緒に「本物」での遊びを始めてみましょう。
必要でないかぎりは干渉せず、近くにいて安心感を与えてあげるのが一番大切なんです。
初めて見るものを触って良いのかどうか不安そうなときには、「触ってもいいよ」と笑顔で声に出して赤ちゃんに伝えてあげ、安心させてあげましょう。
ママが近くにいる、見ていてくれる、笑顔でアイコンタクトしてくれるということで赤ちゃんは安心して遊ぶことができます。