赤ちゃんに絵本を読み聞かせるメリット
言葉の意味がわからなくても、リズムや絵を楽しむことができます。
いずれの時期でも早すぎるということはないので、ママが読ませたくなった時で構いません。
赤ちゃんはお腹の中にいる頃から母親の声が聞こえていると言われています。
赤ちゃんは聞き慣れた母親の声を聞くと安心もします。
音や色を識別できるようになってくるのは、視力や聴覚が発達してくる生後2〜3ヶ月の頃からだと言われています。
言葉のわからないうちに読み聞かせはまだ早いと思っているママもいるかもしれません。
でも、絵本の読み聞かせは0歳からでも早くはありませんよ。
絵本の読み聞かせっていつ頃から始めればいいの?
言語能力・学習能力の成長
絵本にはさまざまなストーリーがあります。
楽しい絵本だけではなく、少し怖い絵本や、アンハッピーエンドになる絵本、疑問形で終わる絵本など。
まだストーリーの理解ができなくても、小さな頃から触れていることで情緒豊かな子どもに育つと言われています。
心の成長・情操教育
「絵本はいいと聞くけど、いまいち効果がわからない」というママもいます。
乳幼児期から本で読み聞かせる環境を作ることはとても大事です。
絵本は、子どもの精神と知能の成長に大きな影響を与えると言われており、主に以下の様な効果があります。
赤ちゃんにとって、ママと触れ合ってママの声を聞いている時間はとても大事なものです。
たえず言葉を投げることでコミュニケーションに対する子どもの意欲向上にも繋がり、
ママの優しい語りかけに「愛されている」という大きな充実感を得るといわれています。
親子のコミュニケーションツール
たくさんの語彙を知っている子は知識が豊富です。いろいろな概念を知っています。
小学校へ入る前後の語彙量は、ほぼ学力と対応しています。
また、同じ本でも繰り返し読み聞かせをすることで、学習能力発達にいい影響があることもわかっています。
絵本の中には多くの情報が入っており、子どもが初めて接するまとまった日本語教材です。
最初のうちは擬音語や赤ちゃん言葉など、赤ちゃんがマネしやすい単語が出てくる絵本を選んでみましょう。
赤ちゃんが言葉をマネしてくれるようになり、言葉の覚えが促進されます。
生活リズムが身につく
多くの家庭では母親メインで育児が行われ、父親が主体的に子どもに関わるのは難しいと思います。
絵本の読み聞かせならば、体力もスキルも必要なく、育児に不慣れでも気軽に子育てに参加できますよ。
寝かしつけの時間に間に合うようならぜひ父やが絵本係になってみてください。
父親も参加できる
寝る前に絵本を読ませるなど習慣づけることで、生活リズムが自然に身につきます。
いつもママの声を聞きながら本を読んで眠ることを繰り返していると、絵本を読むことがきっかけとなって入眠へと誘うことも。
絵本は単なる知育道具ではなく、ママと赤ちゃんのコミュニケーションツールでもあります。
赤ちゃんを膝の上にのせたり、一緒に寝っ転がったりしてできるので体力も必要ありません。
成長の段階に合わせて絵本を選んであげることで、赤ちゃんの成長がより実感できるようになりますよ。
ぜひご家庭で取り入れてみてくださいね。