2016.09.02 Fri 更新

陣痛の痛みの間隔って?前駆陣痛との違いをまとめました

臨月に入ると陣痛はまだかとソワソワして落ち着かなくなるかと思います。 出産を心待ちにしていても、陣痛がどんな痛みなのか分からないし、慌てずに病院に行けるのか心配になってしまうことも…。 今回は「陣痛の痛みと間隔、前駆陣痛」についてご紹介します!

出産前に起きる不規則な子宮収縮のことを指します。
間隔や痛みの強弱も不安定で、規則的ではありません。

前駆陣痛とは?

臨月に入った頃から出産の準備をはじめて、段階的に痛みが強くなっていきます。
臨月に入った頃、分別前に起こる陣痛が「前駆陣痛」です。
前駆陣痛と本陣痛は同じもののような気がしますが、違うものなので注意してくださいね。

赤ちゃんを子宮外へ押し出そうと、子宮が収縮するときに感じる痛みを「陣痛」と言います。
一般的に、陣痛は出産時に起こる「本陣痛」のことを指しますが、陣痛は分娩時にだけ起こるわけではありません。

そもそも陣痛って?

本陣痛自体も3段階に分類されます。
まず、赤ちゃんの出産に備えて子宮口が広がり始める「第1期」が起こり、赤ちゃんを押し出し始める「第2期」が起こります。
最後に、赤ちゃんの分娩後に胎盤などを排出するための「第3期」が起こります。
もっとも痛みが強い陣痛は「第2期」に起こり、出産に向けて「いきみ」が必要になります。

正式には「分娩陣痛」と言います。一般的に言われる「陣痛」のことを指します。
子宮の筋肉が収縮して赤ちゃんを押し出そうとするためのものです。
子宮口が広がり、子宮が強く収縮するため激しい痛みをともないます。
時間が経つにつれて痛みの範囲は広がっていき、姿勢を変えても痛みはひきません。

本陣痛とは?

前駆陣痛はすべての人に起こるわけではありません。
前駆陣痛がないまま本陣痛が来たという人もいる、個人差の大きいものだということを知っておきましょう。

本陣痛の予行練習のようなものだと思ってください。
本陣痛が始まる前に子宮収縮を起こして子宮の下の部分や子宮頸管を柔らかくする働きがあります。
前駆陣痛があれば出産が近いということです。

痛みを感じる時間は大体1分前後と一定です。
そして子宮口の開き具合によって痛みを感じる間隔は短くなります。
子宮口が完全に開ききる頃には2分に1回の間隔で痛みを感じます。

本陣痛は、痛みの間隔が規則的であり、間隔が短くなっていきます。
痛みの間隔が短くなるほどお産が近いということです。
最初は30分程度だった間隔が、20分、10分、5分と少しずつ短くなります。

間隔と時間はどのくらい?

前駆陣痛の間隔は不規則です。痛みを感じる長さも違います。
一般的に言われる陣痛のように、何分間隔で痛みが現れることや、間隔が徐々に短くなることはありません。

陣痛の痛みとは、子宮が収縮をしているときの痛みです。
はじめは微弱で不規則ですが、少しずつ強く規則的になっていきます。
陣痛から出産に至るまでの時間には個人差があり、数時間で出産する人もいれば、10時間以上かかる人もいます。

どのくらい痛い?

痛みには個人差があるので、例え話もそれぞれ個性があります。
そんな例え話の中でも有名な出産時の痛みの例えは、「スイカを鼻から出すような痛み」ではないでしょうか?

前駆陣痛のように弱い痛みでも、規則的に現れるときには注意してください。
これは前駆陣痛ではなく、本陣痛の一つ「微弱陣痛」かもしれません。
名前の通り、陣痛の頻度や強さが足りないことですが、難産になる恐れがあります。
痛みが弱くても規則的な場合は微弱陣痛の可能性を疑って、産婦人科に相談してください。

微弱陣痛?

いかがでしたか?
陣痛を迎えていない状態では想像しにくいですが、本陣痛がくればほとんどの人が「陣痛がきた!」と分かるそうです。
心の準備をしながら、ゆったりした気持ちで過ごしましょう!

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