2016.09.08 Thu 更新

安定期はいつから?赤ちゃんの状態と過ごし方についてまとめました。

妊娠中は何をするにも不安がつきまといますね。早く安定期に入らないかな…と、待ち遠しく思うお母さんも多いです。 マタニティライフを一番楽しめる時期というイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか? 今回は「安定期」についてご紹介します!

胎盤が完成する時期

もちろん個人差はあります。
一般的には安定期に入るとつわりは収まっていきます。
食事が十分にとれるようになるという方が多くなります。

つわりが収まる時期

基本的に妊娠5ヶ月(妊娠16週)に入った頃の事を言います。
文字通り体調が安定して、妊娠初期の頃よりも流産のリスクが低くなる時期です。
医師の指示にもよりますが、すこし活動的に動いても良くなるため、心も身体も安定します。
マタニティライフを一番楽しめる時期でもあると言われていますよ。

安定期とは

身体の大きさだけでなく、皮下脂肪がつき始めるので、どんどん大きくなります。
聴覚が発達したり、まばたきをしたりと妊娠週数が進むにつれてどんどんと成長していきます。
妊娠初期のように母体に急激な変化を感じることは少なくなりますが、安定期は赤ちゃんが赤ちゃんらしくなる時期です。

安定期の赤ちゃんの状態

お腹が少しふっくらとした感じになり、お腹に赤ちゃんがいるということを実感し始める時期です。
また、赤ちゃんへ授乳するために乳腺も大きく発達する時期です。
そのため、乳房も発達し、妊婦さんらしい体つきに変化していきます。
今まで使っていた下着はやめて、マタニティ向けのゆったりとしたものを選んでくださいね。

安定期のお母さんの状態

一般的に子宮の中で胎盤完成する時期です。
胎盤が完成すると、それを通して母親の栄養が直接赤ちゃんに届くようになります。
赤ちゃんのいる環境が安定するという意味で「安定期」という言葉が使われています。

運動

つわりが治まって活動しやすい期間です。
安定期は出産に向けての準備期間でもあるので、体調が安定するこの時期に出産の準備も始めましょう。
安定期のおすすめの過ごし方は以下の通りです。

安定期のおすすめの過ごし方

妊娠初期は激しい運動は控えるように言われることもあります。
ですが、安定期に入ってからは少し体を動かしてみるのも安産のために良いと言われています。
数ある運動の中でも、マタニティスイミングやヨガなどがオススメです。
体重コントロールや、出産に必要な筋力づくりや呼吸の使い方を身につけられますよ。

まず医師に相談しましょう。
安定期とはいえ、妊娠前とは全く違います。
長時間歩き続けたりすると体に思わぬ負担がかかることもあります。
特に、屋外のレジャーは気温によって急に体力を奪われてしまいます。
休憩をはさみながらゆったりとした気持ちでお出かけしてくださいね。

旅行

夫婦でウォーキングをするのもいいですね。ただし行う前に必ず医師の許可を得ることを忘れないでくださいね。
無理のない範囲でおこなうようにしましょう。
お腹の張りを感じたら休憩を取り、体調にあわせて運動してみてください。

出産・陣痛はどのように進むのか、新生児のお世話ってどんなものなのか情報を集めて勉強しましょう。
産婦人科や自治体が行う母親学級も便利です。
同じ時期に出産を控えた妊婦さんの知り合いができますよ。
お金についてもぜひ情報収集をしておくのもオススメです。
出産前後は慌ただしくなるので、早めに情報収集し、書類や手続きの準備をしておくことをオススメですよ。

出産・育児の勉強

ショッピング

安定期に入った妊娠後期になって動くのが大変なんで、安定期の動けるうちに出産準備をしておくのはオススメです。
出産準備は赤ちゃんの準備だけでなく、入院準備も含まれています。
今のうちに必要なものをリストアップして出産に備えておきましょう。

歯の治療

「妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願をする」という日本独自の行事です。
神社やお寺で祈祷をしてもらいます。
戌の日は暦の上で決まっていて、12日に一度めぐってきます。

戌の日のお祝い

いかがでしたか?
安定期に入ると体調が落ち着く日が増えてくるため、マタニティライフを楽しみたい!と思う方には嬉しい期間です。
妊娠中ならではの楽しみをみつけてくださいね。

実は妊娠中は唾液の量が減るため、虫歯や歯周病といった口腔内の疾患にかかりやすいと言われています。
虫歯は放っておくとどんどん悪化します。
出産すると歯科医院に行く時間を作ることは難しくなりますので、妊娠中に一度歯科検診を受け、小さな虫歯も治療しておくことが大切です。

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