2016.06.29 Wed 更新

新生児・赤ちゃんの湿疹が!赤ちゃんのよくある肌トラブル改善法をまとめました。

赤ちゃんの皮膚は大人と比べるととても弱く、湿疹が出ることも珍しくありません。様々な原因ですぐに湿疹ができるので原因の特定が難しいため、赤ちゃんの顔や体の肌トラブルをまとめて「乳児湿疹」と呼びます。今回は赤ちゃんの肌トラブルの種類と改善方法をまとめました。

・清潔にしたあとはしっかり保湿
おふろのあとはベビー用ローションやクリームで保湿してまげましょう。洗いっぱなしだと乾燥でカサカサになってしまうことがあります。

・お風呂で優しく洗う
お風呂でキレイにしてあげるときは優しく泡で汚れを包み込むようにしましょう。

・汗をこまめにふきとる
赤ちゃんはとても汗っかきです。汗をかいたなと思ったらガーゼやタオルなどでふきとってあげましょう。

基本のケア方法・普段からの予防法

乳児湿疹の種類とケア方法

乳児脂漏性湿疹

【ケア方法】
入浴時にしっかり洗い、清潔に保ちましょう。シャンプーやボディーソープは刺激の少ないものを使い、たっぷりの泡で優しく荒らします。
また、赤ちゃんが自分でひっかいて悪化させてしまうことがあるので、爪を丸く切りそろえたり、ミトンをつけてあげてください。

生後1周間から1ヶ月の間によく見られます。
思春期ニキビと同じような赤いぶつぶつがほっぺやおでこに現れ、顔全体に広がって顔が真っ赤になることもあります。
原因は過剰分泌された皮脂が肌表面や毛穴に溜まってしまうことや、外部からの刺激によって炎症を起こしている場合があります。

新生児ニキビ

汗をかきやすく蒸れやすい部分によくできます。新生児では白いぼつぼつができ、それ以降は赤いぼつぼつなって現れ、かゆみをともないます。

あせも

【ケア方法】
ケア方法は基本的に新生児ニキビと同じです。
入浴前にベビーオイルやワセリンなどで患部をふやかしておくと、かさぶたのようなものが取れやすくなります。

生後4ヶ月頃まではホルモンの影響で皮脂が過剰分泌されやすく、顔や頭に黄色っぽいかさぶたのようなものやフケのようなものが出てきます。
患部がジュクジュクすることもあります。
原因は過剰分泌された皮脂が肌表面や毛穴に溜まってしまうことや、外部からの刺激によって炎症を起こしている場合があります。

【ケア方法】
毎日入浴をかかさず清潔にたもつことと、汗を書いていたらこまめに着替えさせましょう。
赤ちゃんは大人よりも体温が高く汗をかきます。
服は大人より1枚すくないくらいが目安です。着せ過ぎや布団のかけすぎには注意してください。

【ケア方法】
アレルゲンが何かわからないうちは、なるべく症状を悪化させないよう、刺激を少なく清潔に保つケアを心がけてください。
洗濯洗剤や柔軟剤をよくすすぐ、衣類のタグを外すなどをしつつ、どんなときにどんな条件で症状が現れるのか観察しましょう。
根気よく見守っていく必要があります。

顔や耳などに赤い湿疹ができ、強いかゆみがあります。
何度も繰り返すのが特徴です。
原因はアトピー因子という遺伝的な問題と、アレルゲンに触れることがあわさって引き起こされると考えられています。
アレルゲンは、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、ストレス、食物など人によって異なります。

アトピー性皮膚炎

口の周りや口内、あるいは全身に赤い発疹ができたり、呼吸困難、下痢、嘔吐などの症状が現れることもあります。
アレルゲンとなる食物を口にすることが原因で、アレルゲンは人によって様々です。
代表的なアレルゲンとしては、卵、牛乳、小麦、大豆が挙げられます。

食物アレルギー

まとめ

赤ちゃんはよだれやうんちで汚れがちですが、生後数ヶ月は特に皮脂の分泌も多くなっています。加えて肌も薄いのでちょっとしたきっかけでトラブルが起きてしまいます。普段からしっかり予防してあげることで赤ちゃんもごきげんで過ごすことができますよ。

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