2016.09.22 Thu 更新

陣痛中にも胎動がはげしいこともある…出産には影響ないの?

初めての出産にはたくさんの不安が付きまとうものです。 今では色々なところから情報を収集できるので、「出産が近づくとだんだん胎動が少なくなる」「陣痛が始まっても胎動があった」など、様々なことを聞くと思います。 しかし、この真逆の情報は本当なのでしょうか? そこで今回は陣痛中の胎動についてまとめてご紹介いたします。

妊娠7〜8週頃から、お腹のなかの赤ちゃんは自発的に動くようになります。
しかし、まだ小さいのでママには感じられません。
一般的には妊娠20週目前後から感じることが多く、初産婦よりも経産婦の方が胎動を感じるのが早いと言われていて、特に早い人だと妊娠16週目前後に感じることがあるようです。

妊娠週数で胎動の感じ方は変わる

妊娠週数が進むと、手や足の形が外から見てもわかるくらいに赤ちゃんがお腹を押して、皮膚が引っ張られるような痛みを感じることもあります。

胎動とは、お腹のなかの赤ちゃんの動きをママが感じることです。
この感じ方には個人差がありますが、初めの頃には赤ちゃんがお腹のなかでくるくると回っているので、お腹がムズムズするような感じがするようです。

そもそも胎動って?

赤ちゃんはうまれてくるまでずっと動き続けているのが普通です。
陣痛中に胎動を激しく感じても、出産には影響はないので心配しなくても大丈夫です。

陣痛中の胎動って出産に影響はないの?

出産が近づくにつれて、赤ちゃんの頭はどんどん下に降りています。
頭が骨盤に固定されるような形になり、動きが少なくなるので胎動は感じにくくなると言われています。
しかし、この感じ方には個人差も大きく、出産が近いからといって胎動がなくなるわけでもないので、陣痛中にも赤ちゃんの胎動が激しくて痛くて仕方がないというような人もいるようです。

陣痛中の胎動

胎動がもっとも活発なのは妊娠24〜28週目頃で、妊娠後期になるとお腹のなかの赤ちゃんが成長して子宮が窮屈になるので、だんだんと動きにくくなり、胎動が少なくなってくると言われています。

陣痛中に胎動が激しくても心配はいりませんが、逆にまったく胎動を感じなくなった時には注意が必要です。
胎動を感じなくなるということは、赤ちゃんが危険にさらされている状態なので、赤ちゃんの動きが悪い、まったく感じないという時にはすぐに病院へ連絡して相談しましょう。

陣痛中に胎動を感じない

陣痛中にはげしい胎動を感じると、赤ちゃんが苦しんでいるのでは…と不安になってしまう方もいるかと思いますが、逆に赤ちゃんが元気な証拠なので、安心して出産に臨んでください。

特に、胎動を感じずにお腹の痛みが続く時には注意が必要です。
陣痛とは違い、定期的な痛みの波ではなく長時間痛みが続く時には、何か病気が原因での痛みの可能性もあります。
できるだけ早く産婦人科に連絡して指示を受けるようにしましょう。

陣痛と胎動の感じ方の違いは、陣痛は痛みが周期的に怒るのに対して、胎動は不規則に起こり痛む箇所も一部分だったりさまざまです。
初産だと違いに気づくことができるか不安になるかと思いますが、出産経験のある方に聞くとほとんどの方がその違いに気づくことができるようなので、安心してください。

陣痛が起こっている時には、痛みでそれどころではないかもしれませんが、赤ちゃんが元気な証拠にもなるのでしっかりと胎動を感じることが大切です。

陣痛と胎動の違いって?

まとめ

しかし、本陣痛が始まると、痛みの波が来ている時には胎動を感じている余裕はないと思います。
その時には、痛みが治まっている時に胎動を感じるかどうかを意識しておくといいでしょう。

通常赤ちゃんは生まれてくる直前まで動き続けています。
なので、陣痛が始まっても胎動を感じることは不思議ではありません。
ママだけに伝わる赤ちゃんのからのメッセージですので、赤ちゃんからの声を見逃さないように普段から胎動の様子を観察するようにしてみてくださいね。

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