2016.10.15 Sat 更新

赤ちゃんの平熱って何度くらい?月齢によっても変わる?どうやって測ればいいの?

子どもの体温は大人よりも高いと言われれています。 始めて赤ちゃんを抱っこした時に、そのぬくもりに驚く人もいるようです。 大人と比べて体が熱く感じるので、発熱しているんじゃないか…と不安になりますよね。 そこで、赤ちゃんの平熱がどのくらいなのかや、新生児期に体温が高い理由、赤ちゃんの平熱の正しい計り方などをまとめてご紹介いたします。

月齢で平熱って変わるの?

できるだけ早く赤ちゃんの体調の変化に気づいて対処するためにも、毎朝起きた時に赤ちゃんの体温を計ることを習慣づけておくのも良いかもしれません。

まだ自分で体調管理の出来ない赤ちゃんの健康を守るためにも、ママやパパが自分の子供の平熱をしっかりと把握しておくことが大切です。
子どもの平熱を知っておくと、体調が悪かったり、発熱したりした時にすぐに異変に気づくことができます。

1歳くらいまでの赤ちゃんの平熱は、36.5〜37.5度位です。
しかし、個人差も大きく、平均値の中でも子どもによってかなり違います。

赤ちゃんの平熱ってどのくらい?

赤ちゃんの平熱はどう計る?

月齢が増す毎に、赤ちゃんの成長にあわせて汗腺が発達したり、運動によって熱を作り出すことが出来るようになったりするので、少しずつ体温が安定するようになってきます。
●ヶ月の頃はこのくらいとうものではなく、少しずつ体温調節機能が成長するので安定してくると考えましょう。

新生児期だけ特別体温が高いわけではありませんが、熱を発散して体温調整することが苦手なので、一時的に身体が熱く感じることがあります。

また、十分に身体を動かすことの出来ない新生児は、運動で体温を上げることが出来ないので、「褐色脂肪」という胎児期から持っている脂肪を分解することで熱を作り出しています。
この褐色脂肪を燃焼して熱を作り出すのは、1歳くらいまで続きます。

乳幼児期のうちでも、新生児の体温は高いと言われています。
まだうまく体温調整の出来ない新生児は外部の影響を受けやすく、身体の中に熱を溜め込みやすい状態だからです。

大人でも同じですが、一日の中でも体温は変わるので、朝起きた時、御膳、午後、夜の4回計ってみましょう。
体温が高くなる眠たいときや食後と寝ているときは避け、食前や赤ちゃんの様子を見てしっかりと起きている時に計ってみて下さい。

回数・タイミング

では、どのようにして赤ちゃんの平熱を計れば良いのでしょうか?
そのポイントをご紹介いたします。

注意点

赤ちゃんが動いてしまって正しく計れないこともあるので、できるだけ簡単に測れるものがおすすめですが、耳の中で計るタイプは赤ちゃんの場合、耳の入り口から鼓膜までの距離が近く、外気温の影響を受けることもあるので、何度か計ったり、数日間計って比べてみるのが良いでしょう。

また、使用する体温計は電子体温計がオススメです。
水銀計では長い時間じっとしていないといけませんし、もし割れてしまった時に破片や内容物が危険なので避けるようにしましょう。

赤ちゃんの体温は変動が大きいので、1日だけでなく何日か続けて計ってみると平熱がわかりやすいです。

赤ちゃんの平熱は高くても38度くらいです。

赤ちゃんの体温の目安は?

38度を超えている場合には発熱していると考えられるので、赤ちゃんの様子を見て機嫌が悪かったりぐったりしていたりするようなら病院を受診しましょう。
平熱+1度以上を目安に考えるとわかりやすいです。

反対に、赤ちゃんの平熱が低い場合でも36度くらいです。
それ以下になる場合には、エアコンなどの影響を受けて体温調節がうまく出来ていなかったり、冷たい飲み物などで身体が冷えてしまったりしている可能性があります。

いかがでしたか?
赤ちゃんの体温を知っておくことは、赤ちゃんの体調をみるためにも大切なことです。
平熱がわからないと、いざ体調を崩した時にどういう状態なのか把握しにくく、対処が遅くなってしまうこともあります。

まとめ

生活リズムが乱れていることが原因に鳴ることもあるので、まずは環境や生活リズムを見直してみましょう。
離乳食が始まっている場合には、食生活にも気を配ってみてくください。

しかし、体温が高くても機嫌よくしていたり、平熱と変わらないのにぐったりしているようなこともあります。
体温だけで判断するのではなく、普段から赤ちゃんの様子をしっかりと見ておくことで、赤ちゃんの変化に来づけるようにしましょう。

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