2016.11.04 Fri 更新

妊娠8ヶ月、9ヶ月で旅行に行くのは危険!?妊娠後期はいつまで大丈夫?

妊娠8〜9ヶ月は妊娠後期と呼ばれ、出産を前に体調も安定してくる時期になります。出産前に最後の旅行をしたいと考えているママも多いのではないでしょうか。その際、目的地や移動手段などによっては危険で許可が下りない場合もあります。妊娠後期の外出についてまとめてみました。

妊娠8〜9ヶ月は旅行は旅行に行ける?

安定期とはいえ、妊娠37〜41週ほどまではお腹の中で成長するのが理想ですので、外出の際は無理をしないようにしましょう。
外出する際も、必ず母子手帳・健康保険証・診察券は持参して、万が一の時に備えましょう。

検診も今までの月1から2週間に1度のページになり、医師も細かくチェックしてくる頃です。
お腹の赤ちゃんの体重は、約1,500〜2,000gほどになり、体の機能も整ってきます。

妊娠8・9ヶ月は「妊娠後期」といい、胎児もラストスパートとばかりに大きく成長してくる時期になり、お腹もかなり大きくなってきているのではないでしょうか。
体も出産に備えて子宮が収縮してきたり、お腹がせり出してくることにより、お腹の張りを今までよりも感じたり、体力的にも息切れ、動悸が起きやすいです。

妊娠8〜9ヶ月はどんな状態なの?

妊娠8〜9ヶ月は飛行機に乗れるの?

赤ちゃんが大きくなってくると子宮が膀胱を圧迫するので、トイレも近くなります。
合間合間にトイレ休憩できるようにスポットを探しておきましょう。
また、近場の医療機関も調べておくと良いでしょう。

長距離の移動時にずっと同じ姿勢でいるのは、体に大きな負担がかかり早産の危険性も高くなります。
旅行時のスケジュールも、ゆっくりとしたものを計画しましょう。

この時期の旅行は、できるだけ事前に医師の診断を受けてお腹の赤ちゃんと、ママ自身に問題がないか確認してからにしましょう。
問題ないと診断された場合でも、できるだけ距離的に近場を選ぶのが理想です。

各外国の国際線の妊婦搭乗条件を調べてみると、下記のようになっている事が多いようです。

海外の航空会社の場合

どうしてもという場合には、医師に相談し許可を得たうえで、航空会社に妊娠週数と許可を得ていることを伝えて搭乗しましょう。
出産予定日の30日前に飛行機に搭乗する場合は、診断書の提出が求められる場合があります。
診断書があっても難しいケースもあるので、事前に航空会社のホームページや電話で確認してから準備しましょう。

基本的には乗れないと思った方がいいでしょう。
各航空会社でも飛行機の搭乗は妊娠7ヶ月までを勧めています。

・妊娠27週以降は医師の診断書を持参の上搭乗する
・航空会社は一切の責任を負わないという承諾書にサインした上搭乗する
・妊娠35週以上の搭乗は一切禁止
・その他、アメリカでは出産目的の渡米に対して否定的なため、搭乗が出来ても入国が拒否されるというケースもあります。

妊娠8・9ヶ月に外出するときは、出産の準備段階に入っているということを意識して、体調を優先行動することが大事です。
里帰り出産でもそろそろ帰省を考えた方が良い時期に入ってきます。
あまり神経質になるのもよくありませんが、お腹が大きくなるにつれて日常生活が困難になってくるので、無理のない範囲でゆったりと過ごすようにしましょう。

妊娠8・9ヶ月の旅行は体調を優先して判断しよう

体調が良いと出産前に旅行をしたいという気持ちも高まりますが、いつ体調に変化が起きてもおかしくありません。
それでも旅行をする場合は、十分にリスク管理をしてくださいね。

1人ではなく、同伴者がいること、旅先で駆け込める医療機関を調べておくこと、母子手帳・健康保険証は必ず所持することを基本とし、体調によっては当日でもキャンセルしましょう。
それも仕方がないと気持ちを切り替えることも、赤ちゃんを安心して迎えるためには大切なことですよ。

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