2016.11.13 Sun 更新

妊娠前に受けておきたい風疹の予防接種の重要性

近年風疹が流行していることに伴って、妊婦が風疹に感染したときの危険性も話題になっています。 妊娠中に風疹に感染すると、おなかの中の赤ちゃんに深刻な影響を与えてしまう可能性もあるため、 妊娠中の方やこれから妊娠を考えている方にはしっかりと予防摂取を受けることをおすすめします。 まずは、妊娠中に風疹に感染したときの危険性と対処法についてご紹介いたしますので、参考にしてみて下さい。

原因

予防接種が行われるようになって日本では大流行するようなことは無くなりましたが、もし感染したとしても効果的な治療法がないので、ワクチン接種を行うことが感染予防の唯一の方法だとされています。

はしかに比べると感染力は弱く、症状も比較的軽く済むケースが多いですが、妊娠初期に感染した場合には胎児に深刻な影響を与える可能性があり、心臓病・難聴などの先天性風疹症候群のリスクが非常に高くなります。

風疹とはウイルスによって拡大する感染症の一種です。
日本では「三日ばしか」などとも呼ばれており、風疹の診断をいた医師は厚生労働省へ届け出をだす必要があります。

そもそも風疹とは?

治療法

・微熱
・頭痛
・倦怠感
・鼻水
・せき
・リンパ節の腫れ
・赤い発疹が全身にあらわれる

子どもの場合には比較的軽症で治癒する事が多いようですが、成人の場合には重症化するケースもあります。
子どもは発熱気管が3日程度ですが、成人の場合は5日程続きます。
また、目の充血や肝機能障害などの症状が出ることもあります。
その他の風疹に感染した時にあらわれる症状には次のような物があります。

症状

人を介してウイルス感染します。
風疹ウイルスに感染している人の鼻水や唾液などから飛沫感染します。
一般的には感染後は約一週間程度で赤い発疹ができ、その後4日程度で治癒していきます。

妊娠中に風疹に罹ることでの赤ちゃんへの影響

風疹ウイルスは体内に入ってから、16〜18日程度潜伏期間が有ります。
他の人への感染力が高くなるのは、発疹が出る7日程前〜発疹が出て5日程度です。
発熱などの症状が治まっても、感染力が高い状態ですので、他の人との切所9区は避けましょう。

現在、風疹には特効薬や効果的な治療法が確立されていません。
対症療法で症状を抑えながら自然に治癒するのを待つしかないのです。

妊娠初期に風疹に感染した場合、赤ちゃんに先天性風症候群のリスクが高くなります。
先天性風疹症候群には、大きく分けて心疾患・白内障・難聴の3つの症状があります。

まとめ

・体内脂肪
・流産
・小眼球などの眼異常
・網膜症
・聴力障害
・脳性麻痺
・髄膜脳炎
・知的発達不全
・低出生体重児
・インスリン依存症糖尿病

心疾患と白内障は妊娠3ヶ月以内、難聴は妊娠中の全期間での感染で危険性が高まります。
そのほかにも、下記の様な症状が出ることがあります。

自分だけ気をつけていても家族が感染して、そこから自分にも感染してしまったというようなことがないように、普段接する機会の多い家族みんなで予防に取り組むようにしてくださいね。

平成7年に予防接種法が改正され、集団接種がなくなたことから、大人でも抗体を持っていない人は増えています。
妊娠を考えている時には、まず医療機関で風疹への抗体の有無を調べてもらい、もし抗体がないようなら予防接種を受けるようにしましょう。

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