患部に塗り薬を塗る
虫にさされた場所が公園などであれば、手洗い場などで水洗いすることができますが、水洗いができる場所にいるとは限りません。もし、ミネラルウォーターを持っていたり、除菌シートなどを持っていれば、それらを活用するのもよいでしょう。
子どもが虫にさされたことに気づいたら、まず、患部を水で洗い流しましょう。
虫にさされた患部はバイ菌が付着しているものです。そのバイ菌を洗い流すことで、腫れを小さくしたり、痒みを軽減させることに繋がります。
虫に刺されたらまず患部を水洗いしましょう
虫に刺された!まずはどうする?
患部を冷やすと腫れやかゆみの抑制に効果が期待できる
もしもとびひなどなってしまったら、皮膚科などを受診して治療を開始するほか、乳幼児がとびひに使用できる市販薬を利用しましょう。
乳幼児が蚊などにさされた時、大きく腫れてしまった患部はとびひなどに発展してしまうことがあります。
患部をかきむしってしまうことで菌が入りやすくなってしまったり、その菌を広げてしまうことで化膿してしまうことも。
いくら保護者が「かいちゃダメ」と言っても、小さな子どもにとっては難しいことです。
医療用のシールやガーゼなどで患部を覆うなどして、子どもが患部を触らないようにケアしてあげるなど、化膿を悪化させないことが大切です。
腫れた患部が化膿してしまったら
虫にさされた時に腫れないようするため、または腫れをひどくしないために薬を塗りましょう。水ぶくれになったり皮膚を化膿させないためには、早めに薬を塗ってあげることが大切です。
腫れから化膿することが多い子どもの場合は、一度、皮膚科を受診し、乳幼児から使用できる塗り薬を処方してもらうのが確実です。
蜂など毒を持った虫にさされた場合などはすぐに医療機関を受診すべきですが、蚊などの場合はいくら腫れが大きいからといっても大人の虫さされと変わりません。
発熱をしたり、意識が朦朧とするなどの、ひどいアレルギー症状などがあらわれない限りは過度な心配はいらないでしょう。
しかし、患部を冷やせるものを常に持っているとは限りません。
そういった面では、子どもがいつ虫さされにあってもいいように、塗り薬や貼り薬を鞄にひとつしのばせておくと安心です。
虫にさされた時に、保冷剤などを持っていたら患部を冷やすことで腫れやかゆみを軽減できるとされています。
これは、冷やすことで皮膚感覚が鈍ることで、かゆみだけでなく、腫れもでにくくなります。
ただし、子どもの虫さされに対する症状を悪化させないたいめには、虫にさされた時点で保護者がきちんとケアをしてあげることが大切です。
虫刺されが心配だからといって、ずっと家にこもりきりでは赤ちゃんもストレスがたまってしまいます。
虫よけ剤を使う、肌の露出を控える、虫が多いところに近寄らないようにするなど、きちんと虫刺されを予防しておけば問題がないことがほとんどです。
しっかり予防して、外でも遊べるようにしておく意識を持つことが大事です。