2017.01.31 Tue 更新

妊娠中は頭痛が起きやすい!?その原因と対策について

妊娠中はなにかと体の不調が起きやすいです。その中でも頭痛に悩まされる女性は少なくありません。でも妊娠中ですので、むやみに薬を飲むわけにもいきませんよね。そんな時はどうしたら良いのでしょうか。ここではその頭痛の原因と対処法についてまとめてみましたので、ご覧ください。

一口に頭痛と言っても、タイプが2つあります。
頭痛のタイプによって、その対処法も変わってきますのでしっかりと確認してください。
ではタイプ別に見ていきましょう。

妊娠中の頭痛

緊張型頭痛

偏頭痛の原因は、脳内の血管が広がって血液量が増える事で起こります。
目の周りが痛んだり、体を動かしたりすると都度痛みが走るのが特徴です。

偏頭痛タイプ

妊娠すると、体内のホルモンバランスが変化しますが、それが主な原因です。
女性ホルモンの分泌量が増えてバランスが乱れることで、脳の血管が広がりやすくなり偏頭痛が起こります。

偏頭痛が起こる原因

ではそれぞれの頭痛の原因について見ていきましょう。

頭痛が起こる原因はなに?

緊張型頭痛は偏頭痛とは逆に、脳への血液量が減少し、酸素不足になることで起こります。
脳周辺の筋肉がこわばることで現れます。
偏頭痛に比べて吐き気を伴いやすいのが特徴です。

では次にタイプ別に、対処法を見ていきましょう。

対処方について

ではこちらはどうでしょうか。
妊娠すると、運動不足気味になり体の血行が悪くなります。
その結果、血行不良で腰や肩、首が凝ってしまい、頭痛へと繋がります。体も日に日に大きくなっていきますので、疲れやすくなったり寝不足気味になり、頭痛が悪化する恐れもあります。

緊張型頭痛が起こる原因

偏頭痛の場合

緊張型頭痛の場合

逆に温めると痛みが増したり悪化しますので、熱いシャワーなどは避けましょう。
またカフェインの摂り過ぎも頭痛も招きますので、1日に何杯も飲むのは避けましょう。

先述したように、偏頭痛の痛みの原因は脳の血管が広がっていることですから、まずは脳の活動を安静にしてあげることが大切です。
光や音などの刺激を避けて、暗く静かな部屋で安静にすることが1番でしょう。
その時に、頭や首など痛みを感じる場所に濡れタオルを当てて冷やすことで、広がった血管を収縮させることが出来ます。

妊娠中の頭痛薬について

こちらの原因は血行不良ですので、偏頭痛とは違い痛む箇所を温めてあげましょう。
蒸しタオルなどをあてて安静にしてください。
また、肩や首を動かすだけでも血行はよくなりますので、意識的に動かすようにしましょう。

頭痛が起きた場合、すぐにでも薬を飲んで治したいところだと思いますが、妊娠中はそうはいきませんよね。
やっぱりお腹の中の赤ちゃんのことを考えると、自己判断で使用するのは危険ですので、やめましょう。
もしどうしても薬が必要な場合は、妊娠中に使用可能かどうかを医師に確認してから使用するようにしましょう。

健康的な生活を心がけよう

頭痛がよく現れる人は、頭痛がどのタイミングで現れるのかを把握しておくと、頭痛が現れる傾向が掴めるかもしれません。
そうすることで、頭痛が現れる前後の行動も変わってくると思いますので、頭痛の頻度を抑えることが出来るかもしれません。

頭痛の現れるタイミングを知っておく

妊娠中の頭痛は、日頃正しい生活を送ることで、ある程度は防げます。
普段から意識して体を動かし、ストレスをなるべく溜めないようにすることで、血行も良くなりますし、体も夜はぐっすりと眠る事ができるでしょう。
是非健康的なマタニティライフを送ってくださいね。

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