2017.03.04 Sat 更新

これってマタハラ!?妊娠出産と会社でのトラブル

妊娠出産というのは家族にとって喜びのライフイベントですよね。女性の社会進出が進む現代、共働きの家庭も多いと思います。妊娠中であっても働く女性も多いでしょう。そんな働く妊婦さんを不快にさせてしまうマタハラとは?マタニティハラスメントについてまとめました。

なぜマタニティハラスメントが起きてしまうのでしょうか。
女性の社会進出が進む中、「男性が働き、女性が家を守る」といった古い考え方を持っている人が現代でもまだまだ多いのが理由です。
女性の人生が多様化しているということに、認識が追いついていないのです。

なぜマタハラは起こるの?

それを妊娠したからと言って不快な思いをさせられるのは本来あってはならないことですよね。
では厳密にどこからがマタハラなのかと言われたら線引きは難しいかもしれませんが、妊娠している女性が「不快だ」「嫌だ」と思った時点でハラスメントに当たります。
妊娠を理由に職場で嫌な思いをしても、解雇や降格が怖くて誰にも言えない…という人はまず我慢せず、恐れずに信頼できる上司や厚生労働省の相談窓口に相談してみましょう。

ここ数年でよく耳にするようになったマタハラという言葉を知っていますか?
マタハラとはマタニティハラスメントの略語で、女性が妊娠、出産や育児をきっかけに、精神的・肉体的な嫌がらせを受けたり、妊娠を理由に解雇や降格など、会社から不利益を被ることを言います。
妊娠はすべての女性にとって喜ばしいイベントですし、全ての女性に起こる可能性があります。

マタハラって何?

まずは妊娠を報告する時、なるべく直属で信頼できる上司に報告するようにしましょう。
つい仲の良い同僚に話してしまいがちですが、まずはしっかりと上司に報告することで、今後仕事面でのフォローをお願いしやすくなります。
報告する前に周りからの噂で妊娠のことを上司が知ってしまうのは心象があまり良くないので気をつけましょう。

マタハラの心配がある職場環境では、トラブルを予想して冷静に対応していきましょう。

マタハラに対応するためには

そして、日本の社会では長時間勤務が一般的で、休むことに対して遠慮がちになってしまっている社会環境も、マタハラに繋がる要因になっています。
妊娠や出産・育児というのはママ一人で出来ることではありません。
周りの理解と助けがなければ成り立たないのに、職場で理解や対応が足りないというケースが多いのが現実です。

妊娠出産しても安心して働けるように、社会の長時間労働や残業の美徳意識を変えなければマタハラはなくならないのかもしれません。
多様化した時代に適した働き方ができるように一人一人が変わっていけるよう、マタハラに対しては声をあげていく必要があります。

おわりに

次に、産休育休を取る時には、しばらく職場から離れるのでしっかりと引き継ぎを行い、業務が滞ることがないようにしましょう。
休暇に入る前と、復帰後はきちんと迷惑をかけたことの謝罪と、休業させてもらったことへの感謝を添えて挨拶をして回りましょう。
復帰する時に手土産を持っていき、今後も迷惑をかける可能性があることを事前に伝えておくと角が立ちにくくなりますよ。

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