2017.03.07 Tue 更新

双子の妊娠っていつ頃わかるの?妊娠初期に何か兆候はある?

1人でも可愛い赤ちゃんですが、双子となると一緒に並んでいる姿はとても可愛らしく憧れを持っている方もいることでしょう。 しかし、自分が妊娠した時に双子だとわかったら、妊娠中も出産時も不安になってしまうかもしれません。 そこで、今回は双子を妊娠する確率や妊娠初期に現れる症状、双子の妊娠がわかる時期などについてまとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

どのくらいの確率で双子を妊娠するの?

二卵性双胎の場合には、何らかの原因で2個の卵子が排卵され、それぞれ別の制しと受精します。
一卵性双胎とは違って、卵子も精子も別のものなので遺伝子情報も異なり、顔や体つきも余り似ていないという特徴があります。
違う卵子と精子から生まれるので、兄弟姉妹が同時期に生まれるようなイメージです。

一卵性双胎は、1つの受精卵が細胞分裂を繰り返す内に、何らかの影響で2つに分裂してそれぞれが胎児として成長していきます。
元々同じ精子と卵子から発生するため遺伝子が全く同じで、顔や体付きもそっくりになりやすいです。

双子の妊娠は子宮内に2人の胎児がいる状態で、医学的には「多胎妊娠」や「双胎妊娠」と呼ばれてます。
また双子には2種類あり、「一卵性双胎」と「二卵性双胎」では双子になるまでの流れが違います。

どうして双子になるの?

双子を妊娠しているかどうかは、妊娠初期に行う超音波検査でわかります。
二卵性双胎の場合、妊娠5週目程度で胎嚢が確認できるようになると、胎嚢が2つあることで双子だとわかります。

双子の妊娠っていつわかるの?

しかし、最近では不妊治療で人工授精や体外受精が行われる機会も多く、成功率を上げるために複数の受精卵を使ったり、排卵誘発剤で同時に複数の卵子が排卵されたりする影響で、二卵性双胎の確率が高くなってきているようです。
体外受精や顕微授精を行なった場合に多胎妊娠になる確率は、自然妊娠の約10倍にもなる約4%だと言われています。

人種に限らずに、自然に一卵性双胎になる確率は約0.4%程度だと言われています。
二卵性双胎の場合は、人種によってもその確率が異なると言われていますが、日本では約0.2〜0.3%程度だとされており、一卵性双胎より少ないようです。

しかし、双子を妊娠していると二人分の栄養を届ける必要があるので、ママが貧血になりやすいと言われています。
腎機能への負担も大きく、妊娠高血圧症候群のリスクも高まります。

妊娠しているときの不安の1つといえば「つわり」です。双子だとつわりの症状も重くなるのか不安になりますよね。
しかし、双子を妊娠しているからと言ってつわりが重くなることはなく、通常の妊娠と同じで個人差によるものです。

双子を妊娠していると妊娠初期症状に違いが出る?

一卵性双胎の場合には、胎嚢は1つなので二卵性双胎に比べると双子を妊娠しているとわかる時期は少し遅くなります。
妊娠6〜7週目頃に胎児の心拍が確認できるようになると、鼓動が2つあることで双子を妊娠しているとわかるようです。
しかし、超音波検査の角度などによっては見えづらいこともあり、はっきりといつ頃分かるとは言えません。
遅くても妊娠8週〜11週頃までには判明するのが一般的なようです。

また、おなかの中で2人の胎児が大きく成長していくので早産や難産の可能性も高まりまsう。
1人の赤ちゃんを妊娠しているときよりも、双子を妊娠している時のほうが全体的に見てリスクが高いと言われているので、何か気になることや不調があれば早めに医師に相談するようにしましょう。

双子を妊娠している時には、通常の妊娠時とはおなかの大きさや体重の増え方も違うのでしょうか?
双胎妊娠の場合の推奨体重増加量は、単胎妊娠のときの目安に赤ちゃん1人分でさる2〜3kgプラスして考えます。
標準体型の人なら、全妊娠期間を通じて9〜13kg程度の増加が目安とされます。

双子を妊娠してるとどのくらい体重が増える?

また、単胎妊娠に比べるとおなかは大きくなります。
妊娠中期以降には約1.5倍のスピードでおなかが大きくなっていくと言われており、妊娠8ヶ月ころには単胎妊娠の方の臨月くらいの大きさになります。
実際に臨月を迎える頃には、おなかが大きくなりすぎて市、販のマタニティウェアが着られないという人もいるようです。

まとめ

双子を妊娠していると、単胎妊娠に比べて早く大きくなるので、より妊娠線が出来やすい状態です。
おなかが大きくなってくる時期に、かゆみを感じたら皮膚が引っ張られて妊娠線ができそうになっている証拠なので、保湿をして予防しましょう。
双子の妊娠がわかった頃から、妊娠線予防のためのクリームで常に保湿しておくと安心ですよね。

双子の妊娠は、それだけでハイリスク妊娠です。
単胎妊娠ではあまり起こらないようなトラブルが起こりやすく、医師としっかりコミュニケーションを取りながら体重管理や健康管理を行う必要があります。
何か不安がある場合には、早めに医師に相談するようにしましょう。

また、出産後のベビー用品の準備や育児でも双子ならではの事も多いので、早めに情報収集をしたり双子ママのサークルに参加したりしながら万全の体制を整えてくださいね。

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