2017.03.11 Sat 更新

赤ちゃんの目の周りが赤い!原因は何?気になる対処法についてまとめました。

赤ちゃんの肌は大人の肌に比べて薄く、皮脂の分泌が多いため、湿疹や赤みが現れやすいという特徴があります。 特に目の周りの皮膚は薄く、大変デリケートで赤くなりがちです。 何故こんなに赤くなるのでしょうか? 今回は「赤ちゃんの目の周りが赤い原因と対処法」についてご紹介します!

アレルギー

赤ちゃんの肌は乾燥しやすいのですが、特に皮膚が薄い目の周りはすぐに乾燥してしまいます。
赤ちゃんは肌を清潔に保たせるために、石鹸やガーゼ等でごしごしと洗っていませんか?
ごしごし洗っていると自分でもビックリしてしまうくらい乾燥していることがあるので、やり過ぎには注意してくださいね。

乾燥

ちょっとしたことですぐに赤くなったりカサカサになってしまったりして、外部からの刺激に敏感な赤ちゃんの肌は、年がら年中お母さんの心配のタネですよね。
そこで、赤ちゃんの目の周りが赤い原因について調べてみました。
赤ちゃんの目の周りが赤い原因は以下の通りです。

赤ちゃんの目の周りが赤い原因

生まれたばかりの赤ちゃんによく見られる湿疹である「乳児脂漏性湿疹」は、ホルモンバランスの変化で生後2週間くらいからでき、3ヶ月を過ぎる頃には自然に治まることがほとんどです。
自然に治るので特に治療の必要はありませんが、乳児脂漏性湿疹は皮脂が溜まることで起こります。
なので、皮脂が溜まらないよう、毎日の入浴で頭皮や顔を清潔に保つようにしてくださいね。

乳児脂漏性湿疹

アトピー性皮膚炎は、原因ははっきりと分かっていませんが、何かの理由で肌が慢性的に炎症を起こしてしま病気です。
肌が乾燥してザラザラした状態になり、かゆみを伴うアトピー性皮膚炎は自己判断をして対処しないようにしましょう。
自己判断して勝手に対処していると症状を悪化させてしまうことがあります。
アトピー性皮膚炎の症状が見られたら、すぐに小児科を受診するようにしてくださいね。

アトピー性皮膚炎

ミルクや離乳食、石鹸等に含まれている成分にアレルギーを起こす場合があります。
アレルギーで赤くなる場合は、原因に接触した場合に起こるので、いつ・どんなことがあってどんな症状が現れるのかをチェックしておきましょう。
アレルギーは成長するにつれて消失することが多いので、心配しすぎないで対処していってくださいね。

赤ちゃんの目の周りが赤いときの対処法

出生時から見られる、境目がはっきりしない、シミのような平らな赤いあざを「サーモンパッチ」と呼びます。
正式には「正中部母斑」と呼ばれており、赤ちゃんの毛細血管が異常に増殖して、血液中に含まれる赤血球の赤い色が、皮膚の表面まで見えるようになることが原因だとされています。
額の中央や上まぶた、鼻の下、上唇など、顔の中心部に現れるとされています。
サーモンパッチは新生児の約20〜30%に現れるとされているので、珍しい現象ではないようです。

サーモンパッチ

赤ちゃんの目の周りが赤いときの対処法は以下の通りです。

保湿をする

とりあえず肌を清潔に保つようにしましょう。
赤ちゃんは皮脂の分泌が多いので、入浴時に石鹸をよく泡立てて優しく洗ってあげてください。
洗い過ぎは乾燥を招き、肌の状態を悪化させてしまう原因になるので、洗い過ぎには注意するようにしてくださいね。

清潔にする

アトピー性皮膚炎の場合

お風呂上りや朝の着替えのとき等に、自分の手でしっかりと温めたクリームやローションを塗って保湿してあげましょう。
スキンシップを兼ねることもでき、保湿の時間が親子の大切な時間に変えてみると楽しく保湿ケアができますね。

入浴時に赤ちゃん用石鹸で優しく洗って、お風呂あがりに保湿剤を塗りましょう。
肌に触れる寝具や洋服は、柔らかくて刺激の少ない木綿素材のものを選んでください。
赤ちゃんが汗をかいた場合は、基本的に着替えさせるようにしてくださいね。

サーモンパッチの場合

赤ちゃんの肌はデリケートなので、少しの刺激でも敏感に反応してしまいます。
ですが、乾燥によって肌が切れて出血が見られたり、何かをした後に発疹や嘔吐が確認されたり、痒みを伴っている場合は小児科を受診するようにしてくださいね。
また、家庭での診断が難しい場合、とりあえず小児科に相談してみてくださいね。

病院を受診した方が良い?

1歳半になるまでに自然と消えることがほとんどですが、あざの赤みや大きさには個人差があるので1歳半を過ぎても赤みが残ることがあります。
その場合、医師の指示のもとレーザー治療が行われることが一般的です。
レーザー治療をしても完全に消えないこともありますが、その場合は医師とよく相談して対処してくださいね。

いかがでしたか?
目の周りに赤みが見られたら、赤ちゃんの全身の肌の状態を確認するようにしてくださいね。
他の部分も赤くなっているのだとしたら、原因を特定しやすくなるので、日頃から注意して様子を見ておきましょう。

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