2017.03.18 Sat 更新

目指せイクメン!父親の育児中休暇取得率についてのまとめ

共働きのお家は、子供が生まれたらどちらかが仕事も休むなりして、育児に専念しなければなりませんよね。その場合、母親が育児休暇を取ることが一般的ですが、実際は父親も取得することは可能です。とは言ってもなかなか現実は難しいですよね。ではなぜ父親の育児が広まらないのでしょうか。ここではそんな、父親の育児休暇についてまとめてみましたので、是非ご覧ください。

育児休暇の取得率が低い理由としては、会社がの体制が整っていないことや、職場自体が休暇を取りにくい雰囲気だったりが、関係しているようです。
最近は父親も取るような動きになってきてはいますが、まだまだなのが実情のようです。

父親の育児休暇取得率が低い理由

男性はどうでしょうか。
厚生労働省が発表したデータによりますと、平成24年時で、男性の育児休業の取得率は1.9%だそうです。
また、末子の妊娠が判明した時、育児休業を利用したいという意向があった男性も、少し増えますが僅か19.9%だそうです。
実際に男性が育児休暇を取ることが難しいことを、物語っていますね。

男性、女性関係なく、仕事と育児の両立は非常に難しいです。
女性は、妊娠し、出産が近づくと一旦仕事からは離れなければなりません。
これは仕事も頑張りたい女性にとっては、非常に悩ましいことでもあるのです。

父親の育児休暇について

無理して取得せずとも協力し合う

古い体質の会社などは、男性で育休取得した前例がないでしょうし、もし取得しようとしたら、手続きや社内での調整が色々と大変でスムーズにいかないでしょう。
その段階で面倒だと感じ、取得を諦める人もいると思います。

父親が休暇を取ると、もちろん稼ぎは今ままでのようにはいきませんよね。
出産間近は早く帰ってこれていた父親も、1ヶ月も経つとまた以前のように夜遅くに帰宅、という話はよくあります。

仮にもし、父親の育児休暇が取れやすい状況だったとしても、じゃあすぐに取ろう!ということにはならない、なれない家庭が多いのではないでしょうか。
基本的な家庭の図式としては、母親は育児で父親は仕事で稼いでくるという感じだと思います。

実際の状況

かと言って、育児休暇が要らない訳ではありません。
育児休暇は選択肢ひとつとして、あって良いと思います。
しかし、もう少し実際の家庭に適用できるような制度になってくれると、もう少し取得率は上がるのではなかと思います。

休日は父親が積極的に育児に参加することで、母親の負担はグッと減りますし、少しの気分転換もできるようになりますよね。
育児休暇がなくても、自分の意識次第でどうにでも出来るということです。

じゃあ育児休暇を取れば、母親の負担や、育児全体が楽になるのかといえば、そうでもない場合もあります。
育児は、父親の育児スキルも関係してきますので、何もできない人が休暇を取ったところで、かえって家の中で邪魔になる可能性もあります。
もしその危険性が旦那様にあると思うのであれば、無理に休暇を取ってもらわずに、休日だけでも協力してもらうようにすれば、良いと思います。

育休休暇を誰でも取れるような社会を目指して

現に休暇を必要としている家庭もある訳ですから。
最近はイクメン、という言葉をよく聞きますよね。
どんな形であれ、今よりもっと世の中全体で、育児に参加する男性が増えやすい環境になるよう願っています。

いかがだったでしょうか。
少しは、育児休暇について理解していただけたのではないかと思います。
なかなか父親の育児休暇は難しいのが現実ですが、世の中が少しずつ変化し、父親ももっと育児休暇を取りやすくなれば良いなと思います。

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