2017.05.17 Wed 更新

赤ちゃんの急な高熱が続く!いくつかの病気の可能性や症状について

赤ちゃんが熱を出し、しかもそれが高熱で長く続くと、赤ちゃんはとても辛そうですし、わが子の辛そうな姿を見ていると とても心配ですよね。高熱が続く場合は、自宅治療だけでは済まないような病気の可能性もあります。 今回は高熱が続いている時のいくつかの病気の可能性についてまとめてみました。

肺炎

急に38度以上の高熱が出て、喉の痛みや鼻水、くしゃみの他、関節痛などの症状が出ます。
赤ちゃんは体力がなく抵抗力も弱いため、肺炎・気管支炎・中耳炎などの合併症を起こす可能性があります。
インフルエンザの自宅治療はとても危険なので、かかりつけの病院や小児科等に診てもらい、適切な処置を受けましょう。

インフルエンザ

一般的な「かぜ」と呼ばれるものです。発熱や喉の痛み、せき、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状があります。

かぜ症候群

細菌性髄膜炎

発熱が5日以上続く、両目の充血、イチゴ舌(舌の表面に赤いブツブツができる)、大小さまざまな形の発疹、手足が硬く腫れる、首のリンパ節が腫れ痛みを伴うなどの症状があります。
他にも腹痛や下痢、関節痛、頭痛、けいれんといった症状が出ることもあります。
川崎病は原因がまだわかっていません。
症状によって心筋梗塞を引き起こすとても怖い病気ですので、早期発見が大切になります。

川崎病

風邪と同じような症状で見分けはつきにくいですが、肺炎はそういった風邪の症状が長く続きます。
細菌性肺炎・ウイルス性肺炎・マイコプラズマ肺炎と3種類に症状が分けられ、高熱や咳が長期間にわたって続き、場合によって血の混じった痰を吐き出すといったような症状もあります。

突発性発疹

秋から冬にかけて流行し、発熱、鼻水が数日続きます。重症化すると、呼吸が浅くなったり、痰が詰まる呼吸数が増える、眠れなくなるなどといった症状が現れ、場合によっては細気管支炎・肺炎になります。
また、1か月未満の赤ちゃんの場合、診断が困難であり、突然死につながるような無呼吸発作にもつながります。
予防できるようなワクチンは無いため、日頃からの手洗いうがい、マスク着用、アルコール消毒が大切です。

RSウイルス感染症

細菌性髄膜炎は、病気の始まりが発熱や嘔吐などとかぜとの症状の見分けがつかないため、早期発見が難しい病気です。
後遺症が残ったり、死につながる可能性もあるとても怖いものです。
0歳児〜2歳くらいまでの小さな子供がかかりやすく、誰にでもかかる可能性があります。
細菌性髄膜炎の可能性がある症状として、一般的なかぜの症状の他、意識が朦朧としていたり、けいれんを起こしたり、泣きやまないなどのものがありますが、とても見分けは付けづらいです。
少しでもおかしいと感じたらすぐに専門医に診てもらいましょう。

赤ちゃんが急に約40度ほどの高熱を出し、それが2・3日続いた後、全身に発疹が現れるといった感染症です。
生後6か月から1歳までの間に発症しやすく、重症化することが無いため、いつの間にか治っていたということが多いようです。
しかし、40度の高熱は赤ちゃんにとってとてもつらいものであることに変わりは無いので、解熱剤などがもらいに病院へ行きましょう。

まとめ

小さな子供に流行しやすく、症状として37〜38度の高熱、発疹ができ、かゆい水ぶくれになりそれがかさぶたになります。
かさぶたが剥がれる頃に完治しますが、だいたい3週間ほどかかります。
食欲低下や体のだるさなどといった症状が出ることもあります。

水疱瘡(みずぼうそう)

高熱が続くと一般的なかぜのようなものから、死につながるような重いものまで、さまざまな病気の可能性があります。
いづれにしても予防と早期発見がとても大事なので、普段からの手洗いうがい等の予防、おかしいと思ったら病院へ行くということを心がけておきましょう。

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