2017.05.22 Mon 更新

できてしまった時にはどうすればいい?赤ちゃんのたんこぶについて

赤ちゃんが成長していくと、だんだんと行動範囲が広がっていきます。その成長は親としては非常に嬉しいのですが、一方で活発すぎる子は、目が離せなくて気が気で無いというお母さんも多いと思います。そんな活発な子に多いのが、怪我です。なかでもたんこぶが非常に多いです。そこでここでは、たんこぶについてまとめてみましたので、ケアの仕方など参考にしてみてください。

赤ちゃんはたんこぶができやすい

普通たんこぶは硬いものですよね。
しかし、中には柔らかいたんこぶもあるんです。
切れた血管からの血液が頭蓋骨を覆う膜と頭蓋骨の間に溜まると、この部分にはスペースがあるために、血液が固まらずぶよぶよと柔らかいんです。
柔らかいが故に頭の形が広がるほど変わる場合もあります。
異常がない場合なら良いのですが、そうなった場合は念のために病院で検査を受けることをオススメします。

柔らかいたんこぶ

たんこぶの正式名称は”頭出腫””頭皮下血腫”といいます。
主に頭に出来た凸部分のことを指します。たんこぶの中身は、主に血液です。
頭をぶつけた衝撃で血管が切れ、その部分からの出血が傷口から外に出ず内側に溜まっている状態なので、青黒く腫れているんです。
もちろん強くぶつければ、切れる血管も増えますから、たんこぶは大きくなります。
時間が経っていくと、内側に溜まった血液は再び血管を通して吸収されて、次第にたんこぶは治っていきます。

たんこぶについて

大抵の赤ちゃんは、たんこぶが出来るような衝撃を味わうと、その痛みで大泣きします。
その時にお母さんが慌ててしまうと、適切な処置が取れない可能性がありますので、冷静に対処しましょう。
以下にどのように対処すべきかご紹介しましたので、ご覧ください。

たんこぶができた時の対処法

また、手足を大きく使う動きもスムーズにいかないので、すぐに転んでしまいます。
それなのに、興味があるものには一直線に向かって行きます。
その際、注意散漫になっていて、周りなんか見えていませんから、何かにぶつかったりしてまた転んでしまいます。
そういった繰り返しで、たんこぶが出来てしまうんですね。

赤ちゃんはたんこぶができやすいイメージですよね。
それもそのはず。頭が大きいので、頭と体のバランスをとるために重心は高くなります。
その為、ぶつかったり少しよろけたりしただけで、バランスを崩しますし、すぐ転んでしまいます。
その結果、たんこぶが出来てしまうんです。

赤ちゃんが落ち着いたら、頭に軽く触れてたんこぶの有無や状態をチェックしましょう。
赤ちゃんが元気なようならば、たんこぶを冷やしてこれ以上内部で出血しないようにしてください。

患部を冷やす

まず最も大事なことは、赤ちゃんを落ち着かせることです。
しっかり抱っこして、お母さんがそばにいることを教えて赤ちゃんを安心させてください。
そして抱っこしながら赤ちゃんの様子をしっかり観察してください。

安心させる

様子を見る

いかがだったでしょうか。
赤ちゃんは良く転んでたんこぶが出来ますので、なるべく家の中では転んでも大丈夫な環境作りをオススメします。
ただ、あまり過保護にすると成長の妨げにもなりますので、ある程度は自由にさせてあげて、遠くから見守ってあげてください。
くれぐれも、たんこぶに慣れて放置せずに都度確認を怠らないようにしてくださいね。

まとめ

頭を打った後、食欲はあるか、ミルクは飲むかなど様子を観察してください。
基本的に、6時間程度経っても赤ちゃんが元気であれば問題ありません。
ただ問題なさそうであれば良いですが、いつもと様子が違う場合は、すぐに病院へ向かうようにしましょう。

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