2016.03.25 Fri 更新

働く女性必見!妊娠中の仕事で注意しておきたいポイントまとめ

近年結婚してからも仕事を続ける女性は多いです。しかし、そんな中妊娠が発覚…すぐにはやめられないし、まdまだ仕事を続けたいしと感じる人も多いと思います。妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにも特に体を大切にしなければいけない時期ですが、特に気を付けたいポイントなどはあるのでしょうか?そんなポイントを纏めてご紹介いたします。

低出生体重や早産には、赤ちゃんに障害が残るリスクがあるため、立ち仕事や長時間労働には、多くのリスクが伴っていると認識した方がよさそうです。

また、妊娠初期を無事過ごすことができたとしても、妊娠中の立ち仕事には他のリスクもあるようです。
オランダのエラスムス大学医療センターの研究によれば、「妊娠期間中の立ち仕事の女性の胎児は、胎児の体重が平均より軽く、頭囲も平均より小さいという結果であった。
長時間労働や立ち仕事では、胎児の発育が抑制される可能性がある」と発表しています。

妊娠初期のリスクには、「流産」や流産の一歩手前の状態である「切迫流産」があります。
「流産」や「切迫流産」は、胎児の染色体異常のほかに、妊婦さんの体の冷えや疲れ、ストレスも原因のひとつと考えられています。
立ち仕事は、重労働になりがちなので、疲れやすくストレスも感じる可能性が大きくあります。
また、長時間立っていることで血行が悪くなり、冷えにつながることも。つまり、妊娠中の立ち仕事に、リスクがないとは言えないでしょう。

妊娠中の立ち仕事は危ない?

妊娠初期は、とにかく体を大切にしなくてはいけないというし、突然の変化に色々と戸惑うことがありますよね。
そのなかでも、心配なのは仕事との両立です。そこで今回は、妊娠中に仕事をするときの注意点をまとめました。

妊娠後期でも仕事をしていく上で注意すること

法律上では産前の6週間(多胎妊娠では14週間)で、産休を取ることができます。体調によっては有給休暇をあわせて妊娠後期に入ったら休みを取る方もいますよ。
ただし、休みを取るのは義務ではないので、希望すれば休まずにできる限り働き続けることができます。

妊娠中にいつまで働いてよいのかについては、医学的な決まりはありません。
ママの体調が安定していて、赤ちゃんが元気に発育しているのであれば、出産ギリギリまで働いていても大丈夫です。
ただ、妊娠8~9ヶ月目、いわゆる妊娠後期に入る頃にはお腹はかなり大きくなり、電車で移動したり仕事でずっと座っていたりするのがつらくなってくるので注意が必要です。

妊娠中の仕事はいつまでできる?

お腹が大きくなってくると転びやすくなっています。
ビジネススタイルでハイヒールを履かなければと考える方もいるかもしれませんが、転倒の危険性が高まるので止めましょう。
ヒールが低くて、転びにくい靴で通勤するようにしてください。

ハイヒールは履かない

通勤時間帯の電車は込み合うので、大きくなったお腹を抱えて乗るのはリスクが高すぎます。
できれば時差出勤を願い出るか、車内が込まない早めの時間帯に出て、通勤ラッシュを避けるようにしましょう。

通勤ラッシュの時間帯を避ける

ストッキングは履かない

室内の冷房で体を冷やさない

仕事着だとストッキングを着用する方が多いと思いますが、妊娠中のストッキングは通気性が悪くなっておりものが増え、膣炎を起こす可能性が高まります。
膣炎は早産や破水の原因になるので、できるだけ楽なスタイルで仕事をさせてもらうようにしましょう。

お腹の冷えは、早産を引き起こす場合があります。
社内の冷房は体を冷やす大敵なので、カーディガンやひざ掛けなど冷えから体を守る工夫をしましょう。

妊娠中は働けるうちに仕事を片付けておかなくてはと、ついオーバーワークになりがちです。しかし、オーバーワークの結果体調を崩してしまっては、元も子もありません。できるだけ仕事は誰かに任せて、長い一生のうち、妊娠中くらいはゆったり休んではいかがでしょうか。会社の同僚や上司にも協力してもらいながら、つらくなったときはすぐに休ませてもらうようにしましょう。お腹の赤ちゃんのためにも、無理のないように仕事をしてくださいね。

妊娠中の仕事は無理をせず休みながら

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