2017.06.02 Fri 更新

妊娠中に起こる肩こりの症状や原因って?対処法や予防法は?注意点はある?

妊娠中にはつわりや腰痛など色々な体の変化があります。 その中でも肩こりに悩まされている妊婦さんは多くいるようです。 妊娠中には湿布や薬を使うのも気になりますし、痛くても我慢しているという人も多いのではないでしょうか? そこで、今回は妊娠中の肩こりの原因や予防法、対処法などについてご紹介いたします。

また、腕が上がりにくいと感じる方もいるようです。
首や肩の筋肉がこっていると、腕にまで疲れが広がってしまい、腕が上がりにくいと感じるようです。

妊娠中の肩こりの場合、肩の痛み以外にも「首こり」も一緒に起こることがあります。
首筋から肩にかけて痛みが生じます。

妊婦の肩こりの症状

肩こりがないと感じていても、肩こりの症状が出ていることもあります。
症状がひどくなる前に、早めに気づいて対処する事が大切です。

妊婦さんの中には肩こりに悩まされている方も多いようです。
妊娠前から肩こりに悩まされていた人が悪化したり、今まで肩こりを感じたことが無い方が悩まされるようになったりします。

妊娠中って肩こりしやすいの?

妊娠すると、女性の体おなかではホルモンバランスが大きく変化します。
この変化が自律神経にまで栄子湯を与えてしまい、肩こりの原因となります。

ホルモンバランスの変化

妊娠中の肩こりの原因

症状が悪化すると、首から肩の筋肉全体が張ってしまいます。
特に妊娠中にはおなかが大きくなってくるのに伴って、重心が前の方に移動して骨盤や腰椎も前に傾いていきます。
そうなると、バランスを取ろうとして背中の筋肉もこってしまいます。

ストレス

こういった運動不足の状態が続くと、血行が悪くなって肩こりの原因になります。
適度な運動を心がけていても、妊娠中はおなかが大きくなることで圧迫され、下半身の血行が悪くなりやすいので注意が必要です。

肩こりの最も多い下忍が「血行不良」です。
妊娠中はつわりなどでじっと過ごす事が多くなりますし、おなかが大きくなってくると動くのも大変になったり、早産の予防のために安静に過ごしたりしないといけない時もあります。

血行不良

妊娠中にも気持ちの変化も起きやすく、ちょっとしたことでもストレスを感じてしまうことがあります。
ストレスを感じると筋肉が緊張しやすく、方がこりやすくなってしまうのです。

肩こりの症状は放っておくとどんどん重くなり、痛みや違和感も強くなるので辛いものです。
薬などに頼らずに少しでも症状を軽減できるように、次のようなことを試してみて下さい。

対処法は?

血行が悪くなると肩こりになりやすいとご紹介いたしましたが、この血行不良は運動不足が大きな原因です。
なので、妊娠中でも出来る運動を適度に行うようにしましょう。
軽めのストレッチをしたり、肩の周りを動かすように腕を回したりと行ったものでも、血行が良くなって症状が軽くなることがあるので試してみて下さい。

適度な運動

マッサージ機

妊娠中の方はその経過によって、安静にしていなければいけない場合もあります。
そんな時には運動もできないのでよけいに肩こりが悪化しやすくなります。
なので、マッサージチェアやマッサージ機などを利用して、肩の周りの筋肉をほぐしてあげましょう。

こっている箇所を温めてあげるのも効果的です。
ホットタオルなどを利用して血行を良くしてあげると、症状が軽減されることがあります。
暖かくて気持ちいいので、リラックスできるのでおすすめですよ。

温める

お腹に張りがある時や気分の悪い時、長時間の使用は避けて下さいね。
マッサージ中に気分が悪くなった時にもすぐにやめて安静にして下さい。

整体や整骨院

また、足湯やシャワーをあてるのも良いでしょう。
元々冷えやすい人は、足湯で全身の血行を促してあげてましょう。
シャワーはこっている箇所に40度位のお湯をあてるようにすれば、温まってこりがほぐれます。

自分でケアしても症状が軽減されない時には、妊娠中でも利用できる整骨院や整体を利用してみましょう。
施術の前に必ず妊娠していることを伝えましょう。

注意点は?

自分ではどうすることも出来ないほど症状が悪化した時は、まず病院で相談してみて下さい。
妊娠中でも使用できる漢方薬や湿布などを処方してもらえます。
市販の湿布や市販薬、お灸などを使用する時には、事前に必ず医師に相談するようにしましょう。

なによりも大切なことは、肩こりが慢性化する前に対処することです。
悪化すると腱鞘炎やしびれにまで発展してしまうこともありますので、ママの体のケアもしっかりしておいてくださいね。

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