赤ちゃんを守ろうとする気持ちが暴走しているとも言えるガルガル期ですが、主な特徴をあげてみます。
ガルガル期の言動や心理状態
これは、産後のママが赤ちゃんを守りたいという気持ちが強くなりすぎて、他人に対して攻撃的になってしまうのです。
産後の母親の精神状態が、動物の親が我が子を守ろうと他の生物に対して威嚇する様に見えることからガルガル期、と呼ばれているようです。
妊娠から産後しばらくまで、ママの体はホルモンバランスが変化していきます。
これはママ自身にコントロールできるものではなく、精神的に不安定に、体調が悪くなったり個人によって様々です。
産後の精神的変化で、赤ちゃんを誰にも触らせたくなくなったり、急に情緒不安定になる、パパや親に対して無性にイライラしてしまうなどの心理状態のことをガルガル期と言われています。
そもそもガルガル期って何?
ガルガル期のママは、赤ちゃんを守らなければという本能から警戒心が強くなり、周囲の人に攻撃的になってしまう時があります。
子育てに協力してくれないから家事や育児が大変になる、赤ちゃんを守れなくなる、という思考でパパに対してイライラして攻撃的になることも。
実の母親や義母に対しても子育てに対するアドバイスだと分かっていても、素直に聞き入れられずに反発してしまうこともあります。
周りの人に攻撃的になってしまう
パパや自分の親、義両親など、自分に近しい人であっても、赤ちゃんを抱っこしていたり可愛がっている姿を見て、自分から赤ちゃんを引き離そうとしているのではないか、と疑ってしまう心理状態になります。
赤ちゃんが生まれると、周りの人がお祝いしてくれるのが嬉しいという気持ちはあっても、産後すぐのホルモンバランスの変化や出産時の疲れからガルガル期になりやすいようです。
赤ちゃんを触らせたくない
ガルガル期を乗り越えるためには、周りの人がガルガル期に対して理解を示して、協力することが大切です。
まずは、最も身近な存在であるパパに、ガルガル期というものについて説明するか、調べてもらい理解してもらいましょう。
そして、パパや周りの人に自分がどうしても嫌なことはきちんと伝えるようにしましょう。
赤ちゃんのお世話に集中できるように、買い物や家事などをパパにお願いしたりしましょう。
ガルガル期を乗り切るには
赤ちゃんを守るという気持ちが強くなりすぎて、自分しかいないと思いつめることで孤独になり、不安を感じることがあります。
ガルガル期というのはホルモンバランスの関係もあり、感情のコントロールが難しいママも多いので、気持ちのアップダウンが激しいですが、ママ自身ではどうしようもないところですので、こういうものだと割り切るようにしましょう。
急に不安になったり泣いてしまう
ガルガル期は多くの場合1年以内にはおさまるものなので、それまではできるだけママが精神的にリラックスできるような状態を維持することがポイントになります。
自分でもイライラしてどうしようもなくとも、誰にでも起こることだと割り切って、深刻に考えすぎないようにできると良いですね。