2017.06.19 Mon 更新

生理周期によって子宮口の位置が変わるの?その理由は?

子宮は妊娠・出産のための臓器でその仕組はとても不思議なものです。 その不思議のひとつに、生理周期で子宮口の位置や状態が変化することがあります。 妊娠を望んでいる方は、子宮口の変化と生理周期の関係を知っているととても役に立ちます。 そこで、ここでは生理周期に合わせて子宮口が変化する理由についてご紹介いたします。

排卵日付近~生理前

先ほど生理前には子宮口が下がってくるとご紹介したが、これは生理周期にあわせて起こる子宮口の位置や状態の変化の一例です。
その他の時期にも、少しずつ状態は変化しているのでご紹介いたします。

生理周期でどのような変化をするの?

なぜ生理前に子宮口が下がってkルウのかははっきりとは分かってはいませんが、排卵日付近に子宮口が下りてくることによって精子が入ってきやすくすることで姙娠するためや、生理の時に剥がれ落ちた子宮内膜や血液を体の外に排出しやすくするためだと言われています。

膣の一番奥にあるのが「子宮口」で、その名の通り子宮の入口です。
この子宮口は通常は指でさわれないほど上の方にあるのですが、生理前の排卵日が近づくと下の方に下りてきます。

生理前には子宮口が下りてくる?

生理終了~排卵前

生理が始まると指を入れると簡単に届くくらいの位置まで子宮口が下がって来ます。
不要になって剥がれ落ちた子宮内膜や血液を外に出しやすくするため、子宮口はやわらかくゆるく開いた状態が続きます。
おりものさらさらとした状態で量は少なくなります。

生理開始~生理終了

排卵日前後から生理前にかけては子宮口は膣の奥まで指を入れると触れるくらいの位置まで下がっています。
子宮口自体もやわらかくなり、ゆるく開いたような状態になります。
この時期には白っぽいペタペタするおりものが出ます。

「福さん式」は子宮口の状態で排卵日を予測する

排卵の1週間前くらいになると、子宮口の位置は指を入れると触れるくらいまで下がってきます。
子宮口の状態も徐々にやわらかくなって開いてきます。
おりものの量が増え、卵白のようなどろっとした状態になります。

排卵1週間前~排卵日付近

生理が終わると子宮口の位置は上がっていきます。
膣の奥まで指を入れてもほとんど届かないところまで上がり、子宮口自体硬くなります。
おりものはサラサラとした粘り気のない状態になります。

まとめ

膣内や子宮口はとてもデリケートなので、清潔な手で正しく行わないと感染症など思わずトラブルの原因にも繋がる可能性があります。

元助産師の「福さん」というかtがネットで公開した、子宮口やおりものの状態で排卵日を予測する「福さん式」という方法があります。
妊活について調べたことのある人なら、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
この「福さん式」は自分で子宮口やおりものの状態を内診し、妊娠しやすいタイミングを判断します。

子宮口の位置や状態を知ることで、自分の排卵日や生理ガ近いことを知ることが出来ます。
しかし、自己判断での内診を続けることでトラブルの原因にもなりかねませんので、必ず最新の注意を払いながら行なってくださいね。
心配な方は産婦人科で相談してから行うようにしましょう。

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