喉の奥が腫れたり詰まっているように感じたりすることもありますが、それによる痛みや違和感の感じ方には個人差も大きく、全く感じない人もいます。
風邪をひくと体内に侵入したウイルスを排除するために、発熱・咳・くしゃみ・鼻水などの症状が出ます。
しかし、妊娠初期には風を引いていなくても風邪のような症状が起こることがあるのです。
着床した受精卵を身体が異物として認識して、風邪と同じように体内から排除しようとする場合があるからです。
妊娠初期に風邪のような症状が出る?
また、人によっては着床後すぐに吐き気などつわりの症状を感じることもあるようですが、妊娠したことにも気づかずに過ごしている人もいるようです。
卵子が精子と出会って受精卵となり、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。
姙娠するとその状態を維持しようとして、高温期が続きますので、眠気や倦怠感があったり、集中力が低下したりすることがあります。
妊娠初期の体はどんな状態?
薬を使わずに痛みを和らげる
・肌荒れ
・口内炎
・乳房の張り
・乳首の痛み
・イライラする
また、妊娠初期には急激にホルモンのバランスが変化することでも、身体にいろいろな症状が起こります。
妊娠初期の症状と風邪の症状は似ている事が多く、判断が難しいですが、妊娠初期には次のような風邪とは関係ない症状が同時に出ることがあります。
レモン・大根のはちみつ漬け
部屋の空気や喉が冷えていると、冷たい空気によって喉が刺激を受けてしまい痛みや違和感が悪化することがあります。
なので、部屋の室温を上げたりスカーフなどで喉を冷やさないようにしたりする事が大切です。
喉や空気を温める
風邪のような症状を感じても、妊娠している時やその可能性がある時には気軽に薬を飲むことが出来ませんよね。
なので、そんな時には薬に頼らずに症状を和らげる方法を試してみましょう。
はちみつは喉の粘膜をあたためて痛みを和らげてくれます。
そこに輪切りのレモンや各区切りの大根を漬け込んでしばらく置いておいたものは、昔から喉の痛みを和らげるのに効果的だとして広く知られています。
一晩大根やレモンを漬け込んだら取り出し、そのまま舐めたりお湯などで割って飲むと喉の違和感を和らげることが出来ますよ。
市販の薬を飲んでも大丈夫?
ショウガは血流や代謝を良くして身体を温めてくれます。
またつわりを和らげてくれるので、妊娠初期にはオススメです。
しかし、摂りすぎるとショウガ自体が喉に刺激になることもありますので、様子を見ながら摂るようにしてくださいね。
ショウガ
市販の風邪薬を1〜2回飲んだくらいでは基本的に胎児にも影響はないと言われていますが、何日間は続けて飲んだり複数の薬を飲んだりした時には、産婦人科を受診する時にどの薬をどのくらい飲んだのかを伝えておきましょう。
妊娠していることに気づかずに、妊娠初期の症状を風邪と勘違いして市販の風邪薬を飲んでしまうこともあるでしょう。
しかし、妊娠初期は赤ちゃんの身体の基礎が作られる大切な時期なので、薬の服用はできるだけ避けたいです。