2017.08.11 Fri 更新

妊娠中の体重増加の目安について。体重管理を上手に行なう方法

妊娠中は体重がどんどん増加していきます。それもそのはず。お腹の中で赤ちゃんが成長している訳ですから、どこまで増加するのか不安な人もいると思います。妊娠による体重の増加は仕方がないことですが、単純に太ってしまうのは、赤ちゃんにとっても良くありません。そこでここでは妊娠中の体重増加に、管理方法などについてまとめてみましたので、是非ご覧ください。

体重が増加し過ぎると、どんな影響がある?

出産を迎える際、赤ちゃんは平均的な体重で約3kgで生まれてきますが、妊婦さんの体重はそれ以上に増えていきます。
その原因は、胎盤、羊水、子宮、乳房、血液の増加に加えて、妊娠によるホルモンバランスの影響で脂肪が増えてしまい、水分が蓄積するからなんです。
それらを加味すると、全体的に妊婦さんの体重は約8kgほど増加すると言われています。

妊娠中の体重

妊娠したら単純に約8kg増えるからというと、全員が全員そうではなく、吐きつわりが酷く、体重が減少する人もいれば、食べつわりで食欲が増加し、8kg以上に増えてしまう人も多いです。
このように、妊娠中の体は人それぞれですし、環境や体質によって変化していきます。
ただ、だからといってそのままで良いかというとそうではなく、やっぱり体重が増加し過ぎるのはよくありません。
なぜ妊娠中の体重増加がダメなのかというと、主にリスクが2つあるからです。
以下で詳しくみていきましょう。

妊娠高血圧症候群

これは妊娠中毒症とも呼ばれる妊婦さんに起こる合併症です。
高血圧、尿タンパク、むくみなどの症状が見られます。妊娠8ヶ月目以降の妊娠後期に症状が出やすく、1割程度の妊婦さんが発症します。
妊娠高血圧症候群になると、胎児に栄養を与える胎盤や子宮に血液が流れにくくなり、胎児の発達にも影響を及ぼします。最悪の場合、早産、子宮内胎児死亡、未熟児、死産などの原因にもなる可能性がありますので、十分注意したいです。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は、妊娠中にのみ起こる糖の代謝異常で、胎盤から出るプロテスゲンなどのホルモンが血糖を下げるインスリンの働きを弱め、正常に血糖値を保てなくなるという疾患です。
こちらも1割程度の妊婦さんが発症し、太っている人や糖尿病にかかっている家族がいる人や35歳以上の高齢出産の人は発症率が高まります。
妊娠糖尿病によって、巨大児や奇形、低血糖、胎児死亡などの胎児に影響が及ぶ危険性があり、母体にも妊娠高血圧症候群の発症や羊水異常などのリスクが発生します。

妊娠中の理想的な体重増加の目安

では、妊娠中の体重増加の目安は、いったいどれくらいなのでしょうか。
基本的には、妊娠前に痩せ気味の人であれば約12kgほど、標準体型の人であれば、10kg程、太り気味の人は7kg程の抑えるようにと言われています。
まずは、妊娠前の自分の体重をしっかりと把握しておくことが大切です。

妊娠中の体重増加を制限する方法

自分が思っているよりも体重が増加している場合は、すぐに制限する必要があります。
制限していく方法としては、食事内容を変えてみたり、軽い運動を行なってみたり、正直変え方は幾らでもあります。
本当に自分自身が危機感を持って体重制限に取り組めるかが大事になってきます。
なるべく毎日体重計に乗って日々の変化を把握するようにしてください。

最後に、妊娠中の体重増加は当たり前のことですので、過剰に気にする必要はありません。
体重が増え過ぎても減り過ぎてもどちらもリスクが伴いますので、気にしすぎないように、まずはストレスを溜めないようにしてください。
健康的な体を維持して元気な赤ちゃんを産んで下さい!

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ