0〜3ヶ月
成長と共に頭の形は変化していきますので、赤ちゃんの頭の形が気になる場合は、月齢に合わせて改善ポイントを変えていくことをオススメします。
この時期はまだ効果が現れやすいです。
大泉門が閉じる時期を考えると、頭の形を改善するのは1歳までが大事になってきますので、月齢で見極めていくことが必要になってきます。
以下に月齢ごとの注意点をまとめてみましたので、ご覧下さい。
成長によって頭の形は変わる
また、生まれたばかりの赤ちゃんの頭は5枚の平らな骨でできている為、成長と共に結合していきます。
骨と骨の間の隙間の大泉門が縮小しはじめるのは生後10ヶ月〜1歳2、3ヶ月頃からで、完全に隙間が分からなくなるのは、2歳頃と言われています。
赤ちゃんの頭は、生まれたばかりの頃はとても特徴的な形をしています。
その理由としては、分娩時に産道をスムーズに抜けられるようにと言われています。
骨自体は非常に柔らかく、骨と骨の間にはもっとも大きな隙間である大泉門があります。
赤ちゃんの頭について
首が据わり、自分自身で頭を動かせるようになってきています。
頭の形も自然と改善しだすでしょう。
ただ中には、癖で同じ方向ばかりを見て寝る子もいますので、お母さんは定期的に向きをチェックしましょう。
だんだんと寝返りができてくると、後頭部の圧力が減ってきますので、頭の形はさらに改善していくでしょう。
4〜6ヶ月
影響しやすい時期ですので、寝かせると寝かせたまま、抱っこすると抱っこしたまま、という風にお母さんの動作で頭の形が固定されてしまいますので非常に注意が必要です。
頭の形が気になるお母さんは、寝ている赤ちゃんの頭を一定時間が経つと反対方向に向けたり、抱っこする姿勢に気をつけたりしましょう。
この時期は赤ちゃんは首が据わっていません。
また、頭の形にもっとも影響しやすい時期です。
分娩時に産道の圧力を受けて、出生直後に頭がとがっている赤ちゃんも珍しくありません。
頭の形を良くする為にできること
そろそろ、ハイハイ、つかまり立ちを始める頃でしょう。
必然的に寝ている時間が減ってきますので、頭の形は自然と丸くなってきます。
この時期に大泉門が閉じる子も現れますので、頭の形がまだおかしいようであれば、一回医師に診てもらったほうが良いかもしれません。
7〜12ヶ月
赤ちゃんの頭を綺麗な形にしてあげるには、いくつか方法があります。
以下にまとめましたのでご覧下さい。
頭の位置を定期的に変える
1番オススメです。
枕の真ん中がへこんでいますので、寝ている赤ちゃんの後頭部を圧迫しなくてすみます。
ただ、首が据わっていない間は使用を控えた方が良いです。
どうしても新生児の頃から使いたいという方は、新生児用を選びましょう。
ドーナツ枕
まとめ
いつも一緒にいるお母さんが、赤ちゃんの様子をみて定期的に頭の向きを変えてあげるのも良いでしょう。
いつも同じ方向を向いている場合は、バランスよく向きを変えてあげてください。
いかがだったでしょうか。赤ちゃんの頭の骨は柔らかいので、寝方や生活習慣ですぐに変わってしまいます。
しっかりと赤ちゃんの様子を見て、綺麗な頭の形になるようにしてあげましょう。
ただ過剰に心配しなくても、自然とある程度は綺麗な形になっていきますので、心配のし過ぎは必要ありません。
まずは頭に圧力を受けるような状況にならないように、なるべく沢山遊んであげましょう!