2017.03.01 Wed 更新

新生児・赤ちゃんの低体温。原因はいったい何?気になる対処法についてまとめました。

赤ちゃんは大人に比べて体温が高めです。特に新生児は体温調節機能が未発達なため、すぐに熱が上がったり下がったりして、変動が激しいとされています。体温が上がり、発熱の方に目が行きがちになりますが、体温が下がり、低体温になっている状態も実は問題なのです。赤ちゃんが低体温になると、赤ちゃんの身に何が起こるのでしょう?今回は「新生児・赤ちゃんの低体温の原因と対処法、予防法」についてご紹介します!

赤ちゃんは体温調節機能がまだ未発達なため、様々な外的要因に体温を左右されてしまいます。
新生児・赤ちゃんの低体温の原因は以下の通りです。

新生児・赤ちゃんの低体温の原因

また、免疫力の低下してしまい、自律神経の乱れも見られるようになります。
消化器官の機能の低下してしまい、体力が消耗してしまってミルクや母乳を飲む元気がなくなっていつもより欲しがらなくなってしまったり飲む量が減ってしまいます。
唇の赤みが薄く、青白くなっていたり、手足が慢性的に冷たくなってお腹も冷たくなることもよく見られます。

体温が低いと、身体は体温を上げようとエネルギーを使います。
体温を上げようとエネルギーを使うので、体力が消費されてしまいます。
低体温の期間が長くなると、代謝が悪くなってしまい、疲れやすくなります。

低体温になると…

汗を放置した

体温よりも低い温度の空間にずっといたのかもしれません。
風が身体に直接当たって身体の表面の熱が奪われてしまっているのかもしれませんよ。
エアコンや扇風機の風が直接当たるところに赤ちゃんを寝かせておくのはやめておいてくださいね。

エアコン

冷たいものを食べると身体の内側から冷やしてしまい、低体温になってしまいます。
また、冷たいものは胃腸の刺激になりやすく、下痢を引き起こす原因になってしまいます。
気温が高くて暑い日でも白湯や母乳は冷やさずに常温のものを与えるようにしてくださいね。

冷たいものを食べた

新生児・赤ちゃんの低体温になったら、まず身体を暖めてあげてください。
ミトンや靴下、毛糸の帽子を着せたり、おくるみに包んであげたりして体温を上げるようにしましょう。

新生児・赤ちゃんの低体温の対処法

体温の高い赤ちゃんはよく汗をかきます。
汗をかいたままの濡れた洋服でずっと放置していると、濡れて湿っている布が身体に当たって体温を奪ってしまいます。
汗をかいたらこまめに着替えさせてくださいね。

ですが、ここで注意が必要です。
あまり着せ過ぎると身体が熱くなって汗をかいてしまうことがあります。
汗をかくことはあせもができる原因にもなるので、汗をかかない程度に暖めてあげましょう。

新生児・赤ちゃんはいつから体温調節できるようになる?

低体温でも元気なようだったらあ、身体を暖めて様子を見ましょう。
身体を暖めたり白湯を飲ませる等のケアをしても体温が戻らない日が続いたり、元気がないようでしたら一度小児科を受診するようにしてください。
平熱の変化が大きく、低体温か判断が難しい場合も、一度、病院の先生に診てもらうようにしてくださいね。

病院へ行くべき?

いかがでしたか?
赤ちゃんの体温は時間帯によって体温は変化するので、起床時、午前、午後、夜、といったように1日4回は測定してくださいね。
赤ちゃんが過ごしやすい環境を整えて、きちんと体温調節ができる環境を作って赤ちゃんをサポートしてあげましょう。

赤ちゃんは生後8ヶ月頃になると、少しずつ体温調節ができるようになります。
体温調節ができるようになっても、大人に比べたらまだ未熟で不安定です。
2歳くらいになるまで赤ちゃんの体温の変化に気を配るようにしてくださいね。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ