2017.09.14 Thu 更新

離乳食は冷凍保存しておくと便利!その方法やコツは?注意することは?

赤ちゃんが生後5〜6ヶ月になると、離乳食を始める家庭も多いかと思います。 2回食、3回食と進むに連れて食べられる食材や量も増えてきますので、だんだん準備にも時間がかかるようになります。そんな時には冷凍保存しておくと便利です。 そこで、今回は離乳食を冷凍保存する方法やコツ、注意点などについてご紹介いたします。

再冷凍はしない

離乳食で赤ちゃんが食べる量は、思っている以上に少ないものです。
なので、1回分ずつ解凍して使えるように小分けにして冷凍するようにしましょう。
製氷皿を利用すると便利ですが、食材によっては取り出しにくいので、離乳食用の小分けのパックを用意しておくと良いでしょう。

小分けにする

冷凍しているからと言って食材が傷まないというわけではありません。
大人が食べる場合には、冷凍しておけば約1ヶ月ほど保存が可能だと言われていますが、赤ちゃんは消化器官が発達途中なので、お腹を壊しやすく注意が必要です。
なので、赤ちゃん用の離乳食を冷凍保存する場合には、約1〜2週間で使い切るようにしてくださいね。
保存用の袋に日付を書いておくと、いつ作ったのかがわかりやすくて便利ですよ。

保存できる期間

離乳食を冷凍保存する時の基本

冷凍保存の方法とコツ

冷凍しておいた離乳食を使う時には、電子レンジや鍋で加熱して解凍するようにしましょう。
自然解凍させると雑菌が繁殖しやすくなりますので、必ずしっかりと熱を入れるようにしてください。

解凍する時には火を通す

冷凍していたものを解凍したけど使わなかったからと言って、再度冷凍するのは絶対にやめてください。
再冷凍すると食材が傷みますし、栄養分も損なわれてしまいます。
スーパーなどで並んでいる肉や魚は、店頭に並ぶ前に一度冷凍されていることもあります。
パッケージを確認して、冷凍されていないものを選んで購入するのがおすすめです。

野菜

おかゆは離乳食の基本です。
毎食のように食べますので、一度にたくさん作って冷凍しておくと便利です。
離乳食初期にはおかゆの水分が多いので、製氷機で冷凍してからジッパー付きの袋に入れて保存しましょう。
離乳食が進んで5倍粥ほどになり、一度に食べる量も増えてきたら小分けのパックに入れて冷凍しましょう。

おかゆ

離乳食を冷凍保存する場合には、それぞれの食材を冷凍に向いた調理方法で調理して冷凍しましょう。

野菜は茹でたり蒸したり加熱調理してから冷凍しましょう。
硬さや潰し具合は離乳食の進み具合に合わせて調節してください。
芋類は茹でた状態で冷凍するとスカスカになってしまうので、茹でた後に潰してから保存しておくようにしましょう。

冷凍に向いていない食材もある

完全に火を通してから1回に使う分ずつ小分けにしてラップに包み、冷凍しておきましょう。
こちらも離乳食の進み具合に合わせて、潰したり細かく切ったりしておくと便利です。
肉や魚は痛むのが早いので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。

肉・魚

離乳食を冷凍保存しておくと便利ですが、全ての食材が冷凍できるわけではありません。
冷凍に向いていない食材や、冷凍する時に工夫が必要なものもあります。

乳製品

牛乳やヨーグルトなどの乳製品は冷凍保存に向いていません。
冷凍すると分離してしまい、味が損なわれます。

豆腐

卵焼きなどを冷凍すると固くなってしまうので、基本的に卵は冷凍に向いていません。
黄身だけなら、加熱したものをすりつぶしたり裏ごししたりして冷凍することも出来ます。

豆腐はそのまま冷凍するとスカスカになってしまうので、味や食感が損なわれてしまい冷凍に向いていません。
ただ、離乳食初期〜中期では豆腐を細かく切ったり潰したりして使用しますので、冷凍しても食感や味はそれほど変わらないようです。

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