2016.05.13 Fri 更新

妊娠中に花粉症にかかってしまったらどんな対策をすればいいの?予防法や胎児への影響など

今や4人に1人が花粉症と言われており、スギやヒノキなどの花粉によってくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が出ます。「妊娠することで体質が変わる」とよくいわれますが、花粉症を発症したり、逆に花粉症が治ったりといった様々な例があります。花粉症についての知識を持ち、「花粉症対策」を心がけましょう。

こんなことは聞いたことはありますでしょうか。
「妊娠して体質が変わった」
これはよくあることで、新たなアレルギーが発症したり、逆に今ままで悩まされていたアレルギーが、治ったなど色んなパターンがあります。今まで花粉症とは無縁だった方が妊娠をきっかけに、花粉症になったなんてこともあり得るのです。

妊娠したら花粉症が悪化した!?

今の世の中、花粉症の方は珍しくありません。
花粉症は急になったりしますので、自分には関係ないと油断は禁物です。元々、花粉症の方は、妊娠中に悪化すると、ストレスが溜まって、胎児へも良い影響がありませんよね。
また、点鼻薬や目薬などの薬は胎児への影響はないのでしょうか?そのような心配、悩みを抱えている妊婦さんは、多いと思います。ここでは、そんな悩みについての対策などをまとめてみました。
是非参考になっていただければ、幸いです。

妊娠中の花粉症について

逆に言えば、治る人もいるということです。何故こんなことが起こるかといいますと、詳細は未だに不明ですが、妊娠でホルモンバランスが変化し、体質へ何らかの影響をもたらし、変化してしまうからだと思われます。元々花粉症の方は、悪化したなんてケースもあるみたいです。最悪なのは、そのストレスで自律神経が乱れ、鼻粘膜がむくみ、鼻炎が引き起こされたりすることです。もし妊娠して花粉症の疑いはでた場合は、まず病院で診てもらいましょう。

花粉症対策はどうしたらいいの?

結論から言いますと、胎児へ直接の影響はありません。しかし、花粉症のくしゃみでお腹に圧がかかり、妊婦さん自身が腹痛を感じる場合があります。また鼻粘膜が弱くなりますので、鼻血がでやすくなったりします。
また点鼻薬などの影響ですが、局所的に使用するので、胎児への影響は低いと言われています。基本的には妊娠16週頃まで薬の服用は避けるよう医師から言われることが多いです。もし点鼻薬などを処方してもらう場合は、妊娠していることをきちんと伝えましょう。自己判断で市販薬を服用することは止めてください。

花粉症による胎児への影響は?薬は大丈夫?

ちなみによく処方される薬は以下の通りです。
・ポララミン錠
・アレグラ(最近CMでもみますよね)
・小青竜湯

妊娠中は色んなことが制限されますよね。花粉症でも薬を制限されたら、こんなキツいことはないですよね。くしゃみもひどいし、お腹にも余計な負担がかかるので、心配は尽きません。
なるべく悪化させないように心がけ、花粉症対策をしっかりとして、少しでも安心した妊婦で生活を送ってください。

しっかりとした対策で安心した妊婦生活を

まず大前提に、室内に花粉を持ち込まないことです。外に行くと、なにかしらに必ず花粉がつきます。花粉が舞っている時期は外出しないにこしたことはありませんが、なかなかそうはいきませんよね。外でがマスク着床必須で、室内には空気清浄機を置いたり、帰宅時に花粉を出来るだけ払いましょう。
次に、自律神経のバランスを整えることが大事です。バランスが崩れると、免疫力が低下し、花粉症が悪化しますので、リラックスして、過ごすようにして下さいね。

免疫力を高めるには、ヨーグルトなど乳酸菌を多く含んだ食べ物を多く摂取するといいですよ。ヨーグルトを食べるとお腹の中の
赤ちゃんが、アレルギーやアトピー性皮膚炎になりにくいとも言われているそうなので、一石二鳥ですよね。緑黄色野菜も摂るように
してくださいね。これは粘膜を守るビタミンAが豊富ですよ。

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