2016.05.28 Sat 更新

破水してから、赤ちゃんが出てくるまで。どのくらいの時間がかかるのが平均?

破水とは、出産の兆候であり、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が子宮から体外へ流れ出る現象です。赤ちゃんが外に出たがっているサインですね。破水には個人差があり、少量ずつじわじわと出る方もいれば、大量に出る方もいます。いきなり大量の破水が起きるとびっくりしてしまうかもしれませんが、落ち着いて慎重に病院へ向かいましょう。

タイミングによる分類

破水とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、羊水が子宮から体外へ流れ出る現象を指します。破水には起きたタイミングや部位によって種類があります。

そもそも破水ってどんな状態?

予期せぬ破水が起き、そのまま入院、出産の流れになる方も多くいらっしゃいます。今回は破水が起きてから出産までどれくらいの時間がかかるのか調べてみました。

・適時破水 --- 子宮口全開大の頃の破水。通常の破水。陣痛が強くなって子宮口が開いてくると破水が起きます。
・早期破水 --- 陣痛開始〜子宮口全開大までに起きる破水
・前期破水 --- 陣痛発来以前に破水すること。37週未満と37週以降の二種類にわかれる。
・遅滞破水 --- 子宮口全開大のあと遅れて破水すること

破水が起きた場合の対処法

・低位破水 --- 子宮口付近で卵膜が破れたことにより起こる破水
・高位破水 --- 通常より高い位置(子宮上部)で卵膜が敗れたことによる破水。比較的量が少ない。

部位による分類

どの種類の破水であっても、基本的には破水したら分娩へと進みます。病院以外で破水が起きたときはすぐに病院へ連絡しましょう。
・破水を確認した時間、量や色
・陣痛の有無、ある場合はその間隔
・出血の有無、量や色
・病院到着までにかかる時間
などを落ち着いて伝えてください。

妊娠37週未満で前期破水が起きた場合

前期破水が起きたタイミングが妊娠37週未満だと、赤ちゃんの体の機能が十分に発達していない状態で出産する「早産」にあたるため、できるだけ妊娠が継続できるように病院での入院管理が必要となります。もし細菌感染が起きていたら抗菌薬を、陣痛が始まっていたら陣痛抑制薬を投与します。正産期前に子宮口が開いてくる場合は、子宮頚管を結んで赤ちゃんが出ないようにする手術を行うこともあります。

高位破水の場合

高位破水は流れだす羊水の量が少ないので、破水だとわかりづらいことがあります。チョロチョロと少しずつしか出ないので尿漏れとの見分けがつきません。病院で検査をすればわかるので下着が濡れる回数が増えたときは、できるだけその日のうちに病院で診てもらいましょう。羊水が少なくなって赤ちゃんに危険が及ぶ可能性があります。

破水から出産までにかかる時間

陣痛前に破水する「前期破水」の場合、正産期であれば24時間以内に自然に陣痛が起きます。破水が起こってから出産するまでの時間は初産の場合、平均15時間前後、経産婦の方は平均6~8時間と言われています。しかしこれは平均の数字です。実際は個人差が大きく、初産婦でも4~6時間しかかからない人や、日にちをまたいで数十時間かかる人もいます。
破水後、24時間たっても陣痛が始まらない場合、赤ちゃんを守るバリケードがなくなり、通常より細菌感染のリスクが高まるので陣痛促進剤の使用が検討されます。
また他にも、早期破水しているのに「微弱陣痛」となって進行がおくれ、ママや赤ちゃんの安全がおびやかされた場合は分娩促進剤が使われることもあります。

まとめ

破水にはさまざまな種類があります。一般的には陣痛が起きてから破水が起きますが、急な破水から出産に至るママさんもたくさんいらっしゃいます。パニックにならないためにも、普段から病院やタクシーの電話番号を登録しておきましょう。そして臨月に入ったら入院するための持ち物は一つにまとめて玄関に置いておくこと。自宅で破水したときはもちろん、外出先で破水して旦那さんや家族に持ってきてもらう際にも慌てずにすみます。
破水は「もうすぐママに会いに行くよ!」という赤ちゃんからのメッセージです。赤ちゃんと一緒にがんばってくださいね!

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