新生児の赤ちゃんの体重が減る原因は以下の通りです。
体重が減る原因
身長や頭囲は増えているなどを総合的見て問題がなければ、体重の増加が少なくても心配ありません。
1ヶ月健診でも相談してみましょう。、
1週間ごとに体重を計ってみて、全く増えてないという場合には、小児科に相談してみることをオススメします。
新生児のころの体重の増加量ですが、母乳育児、ミルク育児での違いもあるので、体重は非常に気になるところですよね。
ミルク育児の場合は、1日に約30gほどの増加があれば問題ないと言われています。
母乳育児の場合だと、まだ母乳量も足りないことも多く、赤ちゃんも哺乳瓶で飲むよりもうまく飲めないこともあるので、1日30gに達していなくても大丈夫です。母乳量が増えそうならば、しばらく様子を見るそうです。
体重増加の目安
室温が低い
生後2週間を過ぎても体重減少が見られる場合は、母乳が不足しているのかもしれません。
もしかしたら母乳はたくさん出ているのに、赤ちゃんが上手に飲めていないのかもしれません。
赤ちゃんの抱き方や、抱く角度・高さなどを見直してみましょう。赤ちゃんが上手に乳首をくわえられるように練習してみてください。
母乳の量が少ない場合はミルク足して、飲む量を増やしましょう。
母乳不足
新生児は生まれてすぐに、体重が約200~300g程度が減り、生後1~2週間ほど経過すると出生時の体重に戻ります。
この現象は「生理的体重減少」と言います。
これは、今まで赤ちゃんが体内に蓄積していたオシッコやうんち、老廃物・汗などが出ることで、約1割程度の体重が減るために起こる自然なことだと言われています。
生まれてすぐ
母乳育児の場合は、授乳回数や授乳間隔を記録して、赤ちゃんが飲む量が足りているかチェックしてください。
新生児のうちは2時間おきに母乳を与えても大丈夫なので、赤ちゃんが泣いても泣かなくても時間を見て母乳を飲ませても大丈夫ですよ。
母乳は赤ちゃんが飲んだだけ母乳は出てくるので、昼間は2時間置き、夜も3時間おきに授乳することがオススメです。
体重が増えないときの対処法
新生児のうちは、体温を調節する力がまだ未熟なため、衣服や布団で保温してあげる必要があります。
室温は24℃程度が適温です。
24℃よりも極端に低くなると、体温を維持するためにエネルギーを使ってしまい、成長に使うはずのエネルギーがなくなってしまっている可能性もあります。新生児期の間は、室温にも気をつけましょう。
それでも体重増加が見られない場合は、小児科や、産科の母乳外来などに相談してみましょう。
いかがでしたか?
母乳育児は赤ちゃんが元気であれば、欲しがるだけ飲ませてあげてかまいませんが、思わぬ落とし穴もあるようです。
体重が増えなくても、身長や胸囲が増えているようなら、あまり神経質に考えなくても大丈夫ですよ。
基本的に体重増加が激しい新生児期の赤ちゃんですが、母乳の飲ませ過ぎで赤ちゃんに負担をかける「過飲症候群」というものがあります。
常に胃がパンパンになるため、苦しさで唸っていたり、「ゼーゼー」と、喘息のような呼吸をしたり、便秘等の症状が見られます。
1ヶ月健診で1日に50g以上増えていると、「過飲症候群」の可能性を指摘されることもあります。