2016.09.22 Thu 更新

産後の肌荒れはなぜ起こる?原因と対策は??

出産という大仕事は身体にいろいろな影響を与えます。 産後は肌トラブルを起こしやすい時期なのに、赤ちゃんを優先して自分のことを後回しにしがち…。 結果的にひどい肌荒れを起こしてしまいます。 今回は「産後の肌荒れの原因と対策」についてご紹介します!

疲れ・ストレス

お肌の一番の大敵は睡眠不足です。
お肌のダメージを回復されるには、良質の睡眠を適切な時間とる事が大切です。

睡眠不足

産後の肌荒れは1つの原因によって起こるのだけでなく、複数の原因によって起こると言われます。
原因は以下の通りです。

産後の肌荒れの原因

母乳のママであれば1日に800ml以上の水分を赤ちゃんに与えているので、水分不足から便秘になりがちです。
便秘のせいで老廃物が長く体内に留まると、毒素がお肌に回ってしまい、肌荒れを引き起こしてしまいます。

便秘

妊娠中は、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が多く分泌され続けますが、産後は妊娠前の状態に戻るので、急激にホルモン量が少なくなります。
急にホルモンバランスが変わる事によって、様々な肌荒れの症状が現れていきます。

ホルモンバランスの変化

身体が疲れている上に、不安やプレッシャーを抱え、とてもストレスがかかった状態になります。
精神的な負担が肌荒れの原因となることもあるのです。
慣れない育児で忙しさのあまり、自分自身のケアが後回しになってしまうものも改善出来ない理由のひとつです。

お肌の不調が見られますが、症状や程度には個人差があります。
ホルモンバランスの変化によって、メラニンができやすくなるので、シミ・そばかすが増え、お肌のカサつき、ニキビ、湿疹、かゆみ、乾燥肌などが見られます。
妊娠前からお肌トラブルがあった場合、産後に症状がひどくなったり、急に肌質が変化したりします。

お肌の乾燥、シミ、ニキビ、湿疹など

「肌荒れ」と一言で言っても産後の肌荒れの症状は様々なものがあります。
主な症状は以下の通りです。

肌荒れの症状

乳首の色、外陰部、ワキ、正中線の変化

妊娠線は、妊娠による急激な皮膚の変化で、皮下組織の弾性線維に亀裂が生じて出来る肌トラブルです。
これは妊娠期には通常よりも多く分泌されるホルモンにより、肌の弾力性に関係する真皮サイクルが崩れるためだと言われています。
体形が元に戻っても、急激に大きくなった時に避けた跡が、テカテカした筋のように残ってしまうこともあるので、保湿クリームなどを塗って肌を柔軟にして予防するようにしましょう!

妊娠線

メラニンの増加により、乳首が茶色っぽくなります。
また、もともとメラニンが多い外陰部・ワキ・正中線(おへそから下に伸びる黒い線)も濃くなります。
基本的に、時間が経てば元に戻るので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。

肌荒れの対策法

肌荒れを起こさないよう予防する事、そして忙しくても自分自身のケアを忘れないようにする事が大切です!
対策法は以下の通りです。

十分な水分補給とバランスのとれた食事

忙しくてもやはりスキンケアには注意しましょう。
特に保湿は重要ですよ!産後はお肌が敏感になっていますので、お肌に刺激の少ないものを選んでくださいね。
産後の時期は紫外線の影響も受けやすくなっています。
外に出るときや、家の中でも窓際にいるときは、UVケアを忘れずに行ってくださいね。

しっかりとしたスキンケア

産後の肌荒れ予防には、たっぷりの水分補給とバランスのとれた食生活が大切です。
和食をメインとした低カロリー・高たんぱく・食物繊維たっぷりの食生活を意識して摂ってくださいね。
水分はたっぷり摂ってくださいね。これは乾燥予防にもなりますし、便秘解消にも役立ちます。

ストレスはお肌の大敵です!
子育てはできるだけ周りの人にも手伝ってもらってくださいね。
赤ちゃんを旦那さんにお風呂に入れてもらう、昼寝の時には一緒に仮眠を取るなどの工夫をしてみましょう。

ストレス解消

十分な睡眠

十分ば睡眠は、ダメージを受けたお肌の回復につながります。
肌荒れを回復させるには、良質の睡眠を適切な時間とる事が大切です。
夜中の授乳などで細切れ睡眠になりがちですが、なるべく睡眠をとるようにしましょう。

いかがでしたか?
お肌が荒れるのは仕方ないことだと分かっていても、お肌が荒れては気分が落ち込んでしまいますよね。
がんばりすぎない育児で心のケアを心がけてくださいね。

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