おもちゃ選びのポイント
さらに、動くおもちゃを追いかけたり、指や体を使って楽しむおもちゃであれば、体の動かし方をおもちゃを通して覚えていくことになります。
赤ちゃんはおもちゃを通して「もっと〜〜したい!」という気持ちになってきます。
その気持ちは赤ちゃんの知能を発達させてくれるとても大切な感情です。
そのためには赤ちゃんが興味を持つおもちゃを与えてあげるのが大事になってきます。
1歳になるまでの赤ちゃんは心も体も大きく成長していく時期です。
その成長の手助けをしてくれるのがおもちゃになります。
いつも側にいなくてはいけない忙しいママに代わって、赤ちゃんの相手をしてくれる頼もしい味方にもなり得ます。
赤ちゃんの心と体にはおもちゃが必要
おもちゃ選びその3:清潔な状態を保てるか
なんでも口に入れたがる赤ちゃんなので、おもちゃに使われている塗料も見ておきましょう。
プラスチック製などはいいですが、木製のおもちゃに塗料がついている場合、いずれ塗料が剥がれてくることがあり、成分によっては赤ちゃんにとって害悪な場合もあり得ます。
さらに布製品の場合は、ホルムアルデヒドという成分に気をつけましょう。
皮膚炎の元になる可能性があります。
おもちゃ選びその2:おもちゃに塗ってある塗料は大丈夫?
赤ちゃんは生後5ヶ月頃を過ぎてくると、なんでも口に入れたくなり、誤飲の事故が多くなります。
おもちゃを選ぶ時も、この大きさなら飲み込めない、というサイズ感を考えてください。
3歳前後の子供が口を大きく開けた時の口径は約40mm、のどの奥まで約50mmと言われています。
乳児の口径はもっと小さいですが、サイズ感の目安としていいでしょう。
また、母子手帳の後ろのページに誤飲について書かれていますので、そちらも見ておきましょう。
おもちゃ選びその1:飲み込める大きさは危険
対象年齢、月齢に合っているか
人気のおもちゃの1つとして積み木がありますが、形によっては尖っている部分があるので注意しましょう。
積み木でなくても角が尖っているおもちゃは、赤ちゃんが遊んでいるうちに体にぶつけたり、転んだりして怪我の元になりかねません。
おもちゃ選びその4:角がないかどうか
口に入れたおもちゃなど、よだれや汗で汚れたままのおもちゃは、雑菌が繁殖しやすく、使い続けると病気の原因になってしまいます。
分解しにくい、穴の奥に汚れが溜まりそうなおもちゃんどは要注意です。
おもちゃの掃除に時間もかかってしまいますので、簡単に拭くだけで済む、水洗いできるおもちゃなどがおすすめです。
この時期の赤ちゃんはまだ寝返りもせず、仰向けで寝たい状態で過ごす時期がほとんどです。
そんな赤ちゃんにおすすめなのは、仰向けで下から眺めて楽しめるメリーのようなおもちゃです。
まだ視力もそんなに発達していない時期なので、はっきりと見えているわけではないですが、3ヶ月ともなると目が見えてくるようになり、動くものを目で追うようになります。
生後1〜3ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
生後3ヶ月の赤ちゃんに対して、対象年齢1歳以上のおもちゃを与えてもあまり意味がありません。
例えば、赤ちゃんがまだ起き上がれないのに、ラトルのような手で遊ぶおもちゃは早すぎます。
おもちゃを買う時には、ちゃんと対象年齢、月齢に合っているか確認するようにしましょう。
4〜6ヶ月頃になり、首もすわって、おすわりができてくるようになります。
この頃には、赤ちゃんの視野も広がっているので色んな物に興味を示すようになります。
指しゃぶりなど自分の体を使うことを覚えてくるので、手をつかって遊べるおもちゃが良いでしょう。
生後4〜6ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
生後7〜10ヶ月の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
生後7ヶ月も過ぎてくると、はいはい期と呼ばれ、赤ちゃんの意思で移動できるようになってきます。
赤ちゃんの活動できる範囲が広がってくるので、動く、動かせるおもちゃに興味を持ちやすいようです。
引っ張って遊べるものや、自分が手に持って振って遊べる音の出るおもちゃなど、色々自分の赤ちゃんに合うものを試してみると良いでしょう。
この頃になると、たっちやあんよができるようになる子も多いかと思います。
動き回っているのを見ると怪我をしないか心配も増えます。
今までよりも少し複雑になった指先や手を使うおもちゃなど、興味をそそられるものを見極めていきたいですね。
ウォーカーなど、歩行を助けてくれるおもちゃもおすすめです。