たっち、あんよの練習方法
これらの時期の個人差は大きいので、他の子はできているのにうちの子は…と悩むのは早いかもしれません。
赤ちゃんにも性格がありますので、慎重な性格の子は身体は十分発達していてもなかなかたっちやあんよを始まらない場合もあります。
乳幼児の検診で医師から問題ないと言われているなら、自然とできるようになると思いますので焦らずに見守っていきましょう。
上半身でバランスをとりながらあんよできるようになるのは1歳前後で、最初はすぐに転びますが、足の筋肉や骨、平衡感覚が徐々に発達していくことでこちらも上手にできるようになってきます。
赤ちゃんは、つかまり立ち、伝い歩きができるようになってくる11ヶ月〜1歳頃になってくると、掴まるものがなくてもたっちできるようになってきます。
しかし、お座り状態から立ち上がれるようになるのは1歳を過ぎてからになります。
まずはつかまり立ち状態から手を離すようになり、最初はバランスがとれずにすぐ尻餅をついてしまいますが、繰り返し練習していくことで、だんだんと上手になっていきます。
赤ちゃんのたっちとあんよはいつ頃から始まる?
たっちが上手にできるようになれば、次はあんよの練習を始めましょう。
たっちの時と同様に、無理にはさせず、まず赤ちゃんの手を持って、右手を少し引っ張って右足を出させ、左手を少し引っ張って左足を出させ、を繰り返していきます。
あんよの練習
まずたっちの練習をするには、つかまり立ちを手伝います。
赤ちゃんは興味を引くものに好奇心のまま向かっていきますので、つかまり立ちをしている場所の反対側から好きなおもちゃや声をかけて呼んでみましょう。
初めのうちはすぐにしりもちをついたり、うまくできずに泣いたりすることもありますが、繰り返し行うことでどんどん上手くなっていきます。
たっちの練習
ほとんどの赤ちゃんは自然とたっち、あんよができるようになります。
無理にたっち、あんよの練習をさせる必要はありませんし、焦って早めの時期に練習させようとすると、赤ちゃんに負担をかけてしまいますので、赤ちゃんが嫌がっていないか見ながら行っていきましょう。
練習させるときは、周りにぶつけたり、転んだりしても大丈夫なような場所か必ず確認するようにしましょう。
上手に歩けるようになった後は
あんよも上手になってきたら、靴を履かせて家の中で歩かせてみましょう。
今までずっと裸足、もしくは靴下で生活していた赤ちゃんにとって、靴を履いて歩くことは始めすごく違和感を感じるようで嫌がって泣くこともありますが、次第に慣れていくので大丈夫です。
歩く、ということが分かってきたら、両手を広げて自分でバランスをとりつつあんよし始め、そのうち手を下げ、ものを持ったままでも歩けるようになってきます。
赤ちゃんはたっち・あんよができるようになると視線の高さがあがり、それまで手の届かなかったところにも手を伸ばします。
キッチン周りや、テーブルの上に危険な物がないか、転んだ時にぶつけても大丈夫かなどできるだけ周囲に物をおかないように気をつけ、ベビーゲートなどを活用して事故になるのを未然に防ぎましょう。
また、マンションや2階建以上の一軒家にお住いの場合、ベランダや階段からの転落に注意しましょう。
ママだけでなく、パパや一緒に住んでいる家族にも危険性を伝えておくことが大切です。