2016.10.27 Thu 更新

赤ちゃん筆は一生に一度しかつくれない記念品!作り方や費用について

「赤ちゃん筆」という赤ちゃんの髪の毛で作る筆を知っていますか?赤ちゃんの思い出を残す記念品として作るものです。一生に一度しか作れないので作ったほうがいいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?今回は赤ちゃん筆の作り方や料金、注意点について詳しくご紹介します。

赤ちゃん筆の材料には「一度も切っていない髪の毛(産毛)」を使うので、基本的に一生に一度しか作ることができません。
産毛は妊娠約5ヶ月から生える胎毛で、お腹の中にいる間は羊水の刺激から身を守る役割を果たしています。
産毛は毛先が自然に細くなっており、筆に適しています。

赤ちゃん筆に使う髪の毛

入学・卒業や成人の日、結婚のお祝いなどの際に親から子へとプレゼントするのが一般的です。
注文の際に筆の軸に名前や生年月日を印字してもらうと両親の愛情が感じられる素敵な思い出になりますね。

赤ちゃん筆は日本では古来より子どもが健やかに成長するように、頭脳明晰に育つようになどの願いを込めて赤ちゃんの髪の毛で作られる記念品です。
赤ちゃん筆は、両親にとっては宝物になるのはもちろん、単なる記念品としての役割だけではなく成長や幸せのお守りとして持っているという習慣もあるようです。

赤ちゃん筆とは

くせ毛やちぢれ毛でも「火のし」という工程によって髪のくせをとることができるので大丈夫です。

髪の毛の量が少ない場合は、小さい筆を作るサービスや、家族の髪の毛を芯にしてくれる製作会社もあります。
髪の毛の量が多い場合には多めに送るとその中から筆を作るのに適したものだけを選別してくれるので問題ありません。

作る筆の種類によって必要な量は異なりますが、長さ5cm以上で髪を束ねて直径8mm以上の量なら可能です。
5cm以下の短い髪も芯として使うことが出来るため、切った髪は全て製作会社に持ち込みましょう。

赤ちゃん筆に必要な髪の量

一度でもハサミをいれてしまうと断面が鋭利になってしまい毛先が細くなりません。
そのため筆には使えなくなってしまうのです。

提携店舗でカットしてもらい髪の毛を製作会社に郵送してもらう

赤ちゃん筆を作る方法は大きくわけて2つあります。

赤ちゃん筆の作り方・申込方法

製作会社と提携している美容院や床屋さんでカットしてもらう方法です。
受け取りに関しては、製作会社から直接郵送してもらえる場合と、お店まで取りに行く場合があります。

必ず事前に赤ちゃん筆用のカットをしてくれるかどうか確認しておくようにしましょう。
確認せずに行ったために普通にカットされてしまい筆が作れなくなった……というようなトラブルが起きないように気をつけましょう。

製作会社に申し込んで自分で直接郵送するタイプのものもあります。
楽天ショップ等で探すことができます。
この場合には、一般の床屋さんや美容室でカットをしてもらうことになります。

筆製作会社に申し込んで直接郵送する

赤ちゃん筆の価格は5000円程度からあり、装飾の凝ったものや家紋入りになると数十万円するものもあります。
一緒に手形や足型を残してくれるサービスや、カットした日付を記載した証明書を作ってくれたりといったサービスがあればその分の料金も追加されます。

赤ちゃん筆の製作費用・オプション

製作期間

赤ちゃん筆の製作期間は1〜2ヶ月が多いようです。
装飾の凝ったものは3ヶ月程度かかることもあります。
誕生日などの記念日にあわせてお披露目したり、写真館で写真を撮ったりしたいと考えている場合には製作期間も見込んで注文しましょう。

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