この産後うつの時期や長さは個人差がありますので、一概には言えませんが、平均的には産後2〜3週間頃から発症する人が多いようです。
ですが産後3〜4か月頃から症状が出る人もいます。
治るまでには、約1か月以上かかることが多いようです。
産後は、ホルモンバランスの変化が著しく、心身共に不安定な状態になっています。
更に育児疲れ等も、のしかかってきますのでその結果、産後うつが発症すると考えられています。
産後うつの主な原因は?
これはその名の通り、産後に現れるうつ症状のことです。
産後、休む間もなく様々なストレスや疲労が原因で発症するうつ病の一種です。
責任感が強い人程なりやすいので、一人で抱え込みすぎないよう特に注意しましょう。
産後うつ
対策法はあるの?
あてはまる項目が多い方は、一度医師に相談した方がよいかもしれません。
まずは1か月検診の時に、医師に相談すると良いでしょう。
・常にイライラしている
・急に気分が落ち込む
・好きなことに興味が沸かない
・性欲や睡眠欲があまりない
・過食または拒食気味
・子どもの世話が億劫に感じる
・なにかと不安になる
・下痢や便秘が続く
・自分ばかり責めてしまう
・常に一人でいたい
・よく胃が痛い
自分が産後うつかもしれない、と思ったら以下に幾つか項目をまとめてみましたので、チェックしてみてください。
産後うつの症状をチェックしてみよう!
冒頭でも述べましたが、責任感が強い人程、産後うつになりやすいようです。
出産後は家事に育児にやる事は沢山ですが、常に完璧を求めたり、自分がやらなきゃ!と必要以上に自分を追い込むのはやめましょう。
子どもは、特に小さい頃は予想もしないような事をしたり、予定通りいかない事の方が多いです。
ですので割り切って、気軽に考え旦那さまの協力も得つつ、子育てしていきましょう。
常に完璧を求めない
産後うつは一種のうつ病なので、きちんとした治療が必要です。
人によっては抗うつ剤や精神安定剤等必要とする方もいらっしゃいますので、そうならない為にしっかりと対策をしましょう。
以下に幾つか対策法をまとめましたので、ご覧下さい。
しっかりと寝る
初めての子育てだと、どうしても育児本や周りの話を頼りにしてしまいがちです。
それはもちろん全然良いのですが、子どもはそれぞれ個性があり育て方も違いますので、あまり本などを鵜呑みにせず、自分が感じたり思った通り、自分のやり方、夫婦で話し合ったやり方で構いません。
育児に絶対はありませんので、考えすぎないようにしましょう。
自分なりの育児で
睡眠時間の確保は、非常に大事です。
睡眠不足になると、精神的に不安定になりますので、赤ちゃんが寝ている間に何かしよう、ではなく、一緒に寝るくらいの気持ちで育児に取り組むと良いでしょう。
夜は嫌でも起きなければいけない日々がありますので、眠れる時に寝るようにしましょう。
育児に力が入るのは良いことですし、きちんとやろう!と思うのも立派なことです。
ですが、過度に思い詰め過ぎると自分に負担をかけてしまいますので、ある程度は気軽におおらかな気持で子育てするように心がけましょう。